草紅葉のなだらかな山頂部は別世界、好展望の金剛堂山(10月14日山行記録(1))
我ながら驚くほどの目覚めの良さ。目覚ましは4時半に合わせていたが、4時には目が覚めた。昨夜のお酒を熱ーいシャワーで流して、真っ暗な中ホテルを出発。ちなみに前夜は11時にはお開きになったので、ちゃんと寝てます。5時半頃栃谷登山口の駐車場に着いた。参考までに、この栃谷登山口の場所はややわかりにくい。途中の標識などに金剛堂山というのが出てこないのだ。スキー場スノーバレー利賀の先をさらに入ったところだ。
登山口には、避難施設とトイレ、水場もある。きまま仙人、トイレで少し身体を軽くしていざ出発。
○10月14日(日) 晴れ
できるだけ早く下山したかったので、まだ薄暗い5時45分登山口発。きまま仙人の車以外はまったくなし。ヘッデンを点けるか迷ったが、歩けそうだったので、付けないまま。少し肌寒かったので薄手のウィンドブレーカーを着こんで出発。
栃谷登山口 奥の建物が避難小屋
はじめに鉄板をつないだような橋で百瀬川を渡って山道に入る。ややぬかるんだところがあるが、歩きにくいところはほとんどなかった。しばらく沢沿いを進み、軽い徒渉をしたあと、尾根へとジグザグに登っていく。このコース、登山口から1~4キロの1キロ毎には柱状のわかりやすい標識が設置されている。他に0.5キロと1.5キロは黄色い板状のものが付けられていた。(0.5kmは見逃しやすいかも) GPSと見比べながら目安にできてわかりやすい。
スタートは百瀬川を渡って 軽い渡渉
6時15分、1キロ標識着。既にすっかり明るい。暑くなってきたので、ここでウィンドブレーカーを脱いだ。道は危険なところも迷いやすいところもなく歩きやすい。木漏れ日の中、赤茶色の落ち葉の道をゆっくり高度を上げていく。黄色く色づき始めた広葉樹が柔らかな光を通してくる。ただ樹林帯で展望はない。
1キロの標識 明るくなってきた
ブナの樹林帯 快適な登山道
花はないがキノコやゴゼンタチバナの赤い実、枯れかけたアザミなどが見られる。ブナの原生林の中、ひと登りして7時6分、片折岳と書いたところに着く。おそらくここが1346mピークだろう。少し下るが、その途中南側に山頂らしいピークが望めた。この付近の色づき方、葉の枯れかけた感じは、実に秋らしい。「色鮮やかな」ではないが、何とも落ち着く色合いだ。
キノコがいっぱい 1346m峰は片折岳
順調に3キロ標識を過ぎ、徐々に木々の高さが低くなってくる。視界も開けてきた。天気もいいし、静かで快適な登りだ。今年一番の楽ちんな山かもしれない。ひとつピークを越える。標識はないが、1451mピークだろう。ゆっくりと登り返し、7時42分4キロ標識通過。山頂が近づいてきた感じがわかる。
山頂(前金剛)が見えてきた
色づいた木々が秋らしい
北側を振り返ると、うっすらと海が見える。富山湾だろうか? スキー場なども見えるが、知った山は見えないし、能登半島などの海岸線もぼんやりしていてよくはわからない。笹や低木のゆるやかな道を進み、ほどなく8時3分、祠のある1638m 金剛堂山(前金剛)到着。すこぶる順調だ。
山頂
左に毛勝三山、中央右に剣岳、その右薄ら立山
三ヶ辻山(左)、中央奥は笈ヶ岳?
今日はここまで。続く、、、
| 固定リンク
コメント