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2013年9月25日 (水)

時計コレクション (番外51) 故宮博物院 鐘表館(奉先殿)Part2

今日は説明はともかく、撮ってきた写真を紹介していきたい。できれば図録を販売してほしいなぁ。HPや他の方のブログなどを見ると、きまま仙人が見た記憶のないものも多数。おそらく展示品はメンテナンスや貸し出しのために入れ替えられているものもあるのではないだろうか?

Img_3283a  

 
 輸入時計の展示
 日本製もあった

 

 

 Img_3299a  

 
 台座のエナメル
 が秀逸
 文字盤も特徴的
 

 

 

収蔵品はいくつかのコーナーに分かれて展示されている。

故宮(清宮)内の工房製のもの、广州(広州:Guangzhou)製のもの、蘇州(Sozhou)製のもの、英国製のもの(やはり英国との関係が強かったのか英国製が多い)、その他の国製のもの(日本製もありました)、有名時計工の製品など(すべてを記録してきたわけではないので多分抜けあり)

この時計館のものはムーブメントについては、全く見れないといっていい。機械好きのきまま仙人にとっては、少し残念だが、ここのものは時計自体の造形や装飾、エナメル、からくり人形などを楽しむべきだろう。これだけの数、しかもこれでもかというくらいの贅沢な品たちを見れるのは日本国内では思い浮かばない。

また中国製の高級時計というのは、初めて見たのではないだろうか? 日本は不定時法の和時計という独特の文化を持っていたためか、そういう意味でも广州や蘇州の中国製の時計が入ってこなかったのかも知れない。そういうことを考えても興味深かった。

さて、とにかく撮ってきた写真をいくつか見ていただこう。

Img_3267a 

 

 清宮工房製
 団扇であおいでくれる
 

 

 

 
 

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 广州(Guangzhou)
 製、青エナメルが
 美しい
 

 

 

Img_3279a

 

 象が引く二輪戦車
 レールの上を
 動くらしい
  

 

 

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 20世紀初めの
 日本製

 

 

 

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 1770年頃の
 William Hughes
 製造(英国)
 エナメルが美しい
 

 

Img_3293a

 

 
 
 どれも
 超一級品
 内部も見たい!
  

 

Img_3297a

 

 
 南方系の
 デコレーションが
 面白い 

 

 

Img_3300a

 

 文字盤に乗った
 人形が針

 

 

 

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 英国製
 3面の人形が
 時打ちする
  

 

 

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 Joseph Williamson
 作の天文時計
 
  

 

 

時計職人(作家)として何人かの名前が、特別に取り上げられていた。クロックには疎いきまま仙人は聞いたこともない人たちだ。上記のJoseph Williamson(精巧な天文時計制作)や水銀を使った振り子の開発、息子と广州に工房開設したJames Cox、他にはBarbot、George Higginson、John Bennett、John Taylor、Robert Philip

Img_3310a

 

 これもWilliamson作
 造形もエナメルも
 面白い
 

 

 

おしまい。

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