日本橋三越、池袋東武ワールドウォッチフェア
この2日はちょっと涼しくなりましたね。今年は本当に暑かったから、このまま涼しくなってもらいたいものです。
さて今年もこの季節、例年のように週末ワールドウォッチフェアのハシゴをしてきた。考えてみると、昨年は出張で来れなかった。2年ぶりになる。
雑誌などでは新しい情報も見ているはずだが、こういうフェアで実物を見ると新しい発見がいくつもある。疲れたが、なかなか面白かった。
三越と東武で出展ブランドが若干違うことや、力の入れ方が違うこともあるので、きまま仙人はできるだけ両方行くようにしている。対談やトークショーなどのイベントも楽しみなのだが、今年は今ひとつ時間が合わず、何も見なかったが。
さて、気になったものをいくつか紹介していこう。
まずは何といってもモンブラン。まだまだ中途半端に思える製品も多いが、ミネルバ系のモデルを中心に頑張っているなぁと感じる。今回ヴィンテージのミネルバをしていったこともあり、親切に対応してもらえ、特別にタイムライターⅠメタモルファシスを動かして見せてもらえた。
この時計は通常の時刻表示から特徴がある。時針が12時位置のサブダイヤル、分針はセンターにレトログラード針、秒針もセンター(ただし通常の周回)、6時位置のサブダイヤルには日付表示。ただこの時計が本当にすごいのは、レバーを引くと2つのインダイヤルのウィングが開き、6時位置はダイヤルが回る分積算計となる。まさに変身する時計だ。通常は飾ってあるだけだが、特別に動かして見せてもらえたのはラッキー。
タイムライターⅡも実物を見れた。(こちらは動かしてはもらえませんでしたが) この時計は機械式なのに1/1000秒の計測ができる。どういう機構かはよくわからなかったが、通常のテンプ以外に100振動/秒(50Hz)の超高速なクロノ用のテンプがある。すごい!
通常の時刻
日付表示
クロノグラフに
変身!
裏はワンプッシュ
クロノ風
次にモーリス・ラクロア。6時位置の秒針がメインの時計。一見すると実にユニークな動きをする。まるで裏から磁石で動かしているような。メモリが風防側につけられていることや風防のインダイヤルが丸で真っ白から、すぐにインダイヤルが回転していることはわかったが、素晴らしいアイデアだと思う。
秒針の動きが
ユニーク
独立時計師として注目の菊野昌宏氏の作品も3点展示されていた。和時計や鶴のオートマトンのついたアワーリピータなどが展示されていたが、展示のみで動くところは見れない。来週末には菊野氏のトークショーがあるようだ。
今日はここまでにします。
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