Garmin fenix 使用レポート(5)いくつかの山行で使ってみて
まず正直な感想をいうと、評価はどんどん下がってきている。初めはいいおもちゃのような感じでいろいろ試してみるのが楽しかった。そういう意味では購入したことに失敗だったというつもりはないが、やはりきまま仙人の使い方では、機能的に中途半端感はある。
簡易GPSとしてGarmin forerunner310XT、ABC WatchとしてCASIO ProTrekを使っていたきまま仙人としては、山では両腕にそれぞれをつけて、2個使いの方がだんぜん便利だ。これをひとつで、というのがGarmin fenixなのだろうが、、、機能的にも操作性も2個使いの方がいいなぁ。
まずやはりUltraTreckモードの精度が不満なこと。(詳細は使用レポート2参照) したがってきまま仙人はそれ以降はNormalモードで使った。Normalモードだと精度的に遜色ない。でもそうするとバッテリーの減りが早い。大崩山では下山まで持たなかったし、由布岳の場合はGPS測定時は大丈夫だったが、下山後時計として使っている間に(宿に着く前に)バッテリー切れになってしまった。不満点の第一はこの点だ。
次に操作性。2つのものを1つにしているので、操作性が落ちるのはやむを得ないが、やはり差を感じる。GPSとしては操作ボタンが多いforerunner310XTがやっぱり使いやすい。画面も大きく、4項目同時表示ができるのもいい。きまま仙人は、GPSを使う場合、標高は主にGPS側を見る。そちらの方が精度がいいように思うのと、登山口の正確な標高がわからない場合があるからだ。そうするとABC Watchでよく使う機能は時間の確認と電子コンパス、あとは目覚まし代わりのアラーム。ProTrekの場合ワンボタンでコンパスが表示できるのは便利がいい。fenixでもページ送りの初めか終わりにコンパスを設定しておけばワンボタンで表示できるが、どうもこのボタンが押しにくい。
アラームについても設定などはProTrekの方がやりやすい。ただバイブが使えるのはfenixの方がいいのだが、、、
きまま仙人は、当分はGPSとしてはforerunner310XTをメインで使っていくつもりだ。となると時計、コンパス、アラームとしてもうひとついることになるが、この機能だけだとProTrekに軍配が上がるなぁ。あとバッテリーがなくなって、GPSとして使えなくなっても行動に支障はあまり出ないが、時計が使えなくなると不安になるなぁ。(山では携帯切ってるし。)
ということで、fenixは縦走など数日山に入るときにforerunner310XT1つだけではバッテリーが持たない時に登場する程度になってしまうかも。。。
ポイントはUltraTreckモードで満足できるかどうかかな? たしかに両腕にGPSと時計を付けるのは嫌だと思う人もいるだろうし、forerunner310XTは大きすぎると思う人もいるだろう。そういう人にはいいと思うのだが。。。
ちなみにきまま仙人、バンコク出張には今はfenixを持っていっている。GPSとしての使用頻度が低いけれども持っては行きたい。バックライト付き、アラーム付きのデジタル時計も持っていきたいというのがあるからだ。
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