レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート (BD)
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の25周年記念コンサートのBD版を見た。コンサート形式ではあったが、すごく良かった。レミゼ好きには絶対おすすめ。
オペラ座の怪人 25周年記念公演inロンドン版がよかった話は2月1日のこのブログで紹介させてもらった。できればレ・ミゼラブルのものも欲しかったが、これははミュージカルではなくコンサート形式になっているということで購入しないつもりだった。
が、GWに爺ヶ岳に一緒に登ったメンバーでレミゼの話で大盛り上がり。特に いち がこのBDをお勧め。彼は大のクラシック好きだが、クラシックの場合、指揮者やオケが違ったものを聞き比べたりするので、映画もいいがこのBDもいいと勧めてくれた。で、東京に戻ってすぐに購入。1,500円もしないのだから安い。
見てみて、すっごくよかった。
このBDはミュージカル「レ・ミゼラブル」の25周年を記念して2010年10月3日にロンドンで開催された記念コンサートを収録したもの。まぁ2月に紹介したオペラ座の怪人のものと基本的には同じだ。衣装はミュージカルの衣装を着ているし、基本的にはミュージカル内で歌うような歌い方をしてくれている。ただスタンドマイクの前で歌うので、派手な演技はしていないし、大がかりな舞台装置などはない。化粧はどうなんだろう。。。だから戦いのシーンなどは音楽が流れているだけだし、ガブローシュが撃たれるシーンなどがない。それでも十分堪能できた。
また終了後キャメロン・マッキントッシュ(プロデューサー)がでてきて進行役となり、オリジナルロンドンキャストなどが出てきて何曲か歌う。このあたりもオペラ座の怪人のものと似ている。と、いうより両方に出ている人が多いこと。(たとえばオペラ座の怪人の怪人役のラミン・カリムルーはレミゼではアンジョルラス役、ラウル役のハドリー・フレイザー?も革命派メンバーの一人にいました)
映画やブロードウェイキャスト版のCDと比べても面白いです。このBDでは特にジャンバルジャン役のアルフィー・ボーが最高。何といっても声がいい。ヒュージャックマンもよかったですが、さらによかったかな。もちろんアンジョルラス役のラミンも素晴らしい声です。
ファンテーヌ役がフィリピン系のアジア人(リア・サロンガ?)で、歌はすごくうまいのですが、ふっくら健康的でちょっとファンテーヌの悲惨さが感じにくく、アン・ハサウェイの方がらしかったかな。エポニーヌは映画と同じ人でした。
またシャベールが黒人で、初めは少し違和感というか驚きが。でも聞いていると、だんだんシャベールらしく見えてきて、今はラッセル・クロウのシャベールよりも好きだなぁ。あとテナルディエがいい。有名なコメディアンの人らしいが、表情豊かに歌ってくれてます。
賛否両論なのがマリウス(ニック・ジョナス?)。確かに他の出演者に比べると、声が今ひとつで力量的に見劣りはする。でもかえってお坊ちゃまの真面目な若造感は感じられて、きまま仙人はあれはあれでいいと思いましたが。
今年は元日の映画版のレミゼから始まってミュージカルにはまってます。次は帝国劇場だ。
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