奇岩とスリル、展望、歴史の山、京ヶ倉・大城(4月27日山行記録(1))
やっとGWの山行記録、ひとつ目をアップします
今年のGW前半は恒例となってなってきた大竹邸集合での山登り、&宴会。
大竹さんは、きまま仙人の前の会社の山岳部の先輩で、今は信州安曇野で木工職人(大竹工房)をされている。(ぬくもりのある木製家具(特に椅子が秀逸)に興味がある方はぜひこちらを) とにかく山と酒と酒と酒を愛す御仁だ。(おっ、奥様を忘れた。。。)
今年のメインは、昨年悪天で断念した爺ヶ岳南尾根。土曜日(27日)午前に集合し、低山足慣らしに京ヶ倉に登山。翌日曜日(28日)爺ヶ岳南峰を南尾根から日帰りで登頂、29日はゆっくり帰京となった。
遅くなりましたが、順番に京ヶ倉の記録から。
「京ヶ倉」って聞いても大阪出身東京都民のきまま仙人にとっては初めて聞く名前。長野県は生坂村というところにあるわずか990mの山です。緯度的には餓鬼岳と燕岳の間くらい。北アルプスから大糸線、犀川を挟んで東側にある山です。
上生坂の登山口(万平)から京ヶ倉、大城、物見岩と縦走し、下生坂へ下山。
車を1台下山口にデポしておいたので、上生坂経由で残りの車を回収して帰りました。
まずはコースとコースタイムを再掲します。
上生坂登山口(万平)11:40-おおばこ見晴台12:14-稜線分岐12:31-12:53京ヶ倉13:14-大城13:30-はぎの尾峠13:55-14:24下生坂登山口
○4月27日(土)晴れ時々曇り
メンバー:大竹さん、武ちゃん、いち、きまま仙人
メンバーは大竹さんの他に、口が達者な文系人間「いち」と無口な愛猫家エンジニア「武ちゃん」、そしてきまま仙人の4名。今回はイニシャルではなく、「いち」、「武ちゃん」を使わせてもらおう。
集合は正午に安曇野インター近くのスワンガーデンという予定。きまま仙人は夜移動の方が時間の計算がしやすいので前日移動、車内で仮眠。朝はゆっくり雲のかかった北アルプスを眺めながらロイホで朝食。
ところが千葉組が予定よりも早く着いたので、急遽計画前倒しとなった。まずは下山口にきまま仙人の車をデポしてから上生坂万平の登山口に移動。思ったよりも停まっている車の台数が多いのに驚く。路肩や少し手前のスペースを含めると20台程度は停められるのではないだろうか。駐車場付近から見えるピークが京ヶ倉なのだろうか。ちゃんとみんなでラジオ体操をやってから、11時40分出発。
登山口
先頭は大竹さん、次に武ちゃん、いち、いつものようにしんがりはきまま仙人という4人組。1,000mもない低山なので、もちろん雪は全くない。しばらく登ると尾根筋に。道は悪くはないものの、結構狭くて片側が切れ落ちて高度感のあるところも。手を使うようなところはほとんどなかったが、梯子、ロープなどもある。ただ危険なところはない。斜度も思ったよりも結構しっかり登っていく。
徐々に高度を上げ、木々の間から見える犀川の蛇行が面白い。花は終わりかけの山桜とたまにスミレが咲いている程度。ひと汗かいて12時14分、おおばこ見晴台着。北アルプスを間近に眺められます。が、生憎この日は常念や燕岳、餓鬼など北アルプスは雲の中。明日の爺は大丈夫かな? それでも犀川の大きく蛇行した川の向こうに聳え立つ北アルプス。絵になります。
蛇行した犀川
このあたりから「ヒカゲツツジ」の薄黄色の花がきれいでした。きまま仙人はあまり見たことがなかったので、はじめはわかりませんでしたが、見晴台のところに説明書きがありました。
ヒカゲツツジ
12時31分稜線に到着。残念ながら好展望台であるはずの剣刷山方面(ここから京ヶ岳とは逆方向に200m?)は通行止めになっていました。稜線の尾根道を少し行くと馬の背。名の通り両側が切れ落ちていて、少しスリルを味わえます。(強い雨風がなければ危険ではありません。)
稜線付近からの京ヶ倉
馬の背付近、ロープなどもあって少しスリルを味わえる
西側は犀川と北アルプス、東側はたらら山、聖山、昨年登った四阿屋山、そして大沢山などが近い。ただ山名のわからない山が大半。このあたりは松の背が低く開けている。高度感もありなかなか楽しいコースだ。さらに進むとトドの背岩という巨岩が。迂回はこちらという小さな案内板があったが、迂回でないコースは岩を登れということ? それはないと思うんだけど、、、
四阿屋山(奥左)、
大沢山(奥右)
筑北三山、聖山方面
ちょっと長くなったので、分割します。
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