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2013年5月25日 (土)

迫力ある岩峰歩きとアケボノツツジ、ハードでスリル満点の大崩山(5月4日山行記録(3))

大崩山山行記録その3

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   坊主尾根から上湧塚、中湧塚(右)を望む

このあたりもアケボノツツジが本当にきれい。GWに加え、岩稜の景観・展望、そしてアケボノツツジ。今が一番にぎわう時なのではないだろうか。しかも好天、登山者も多いはずだ。山頂に続く稜線にでると、傾斜は少しなだらかになる。ほどなく坊主尾根の分岐。(ひとつ目、少なくとも2つある) 少しひと息つける感じだ。が、ここからが意外と長い。だらだらと稜線を歩いて10時49分、1644m大崩山山頂到着。

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 稜線に出ると
 緩やか

 

 

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 山頂の三角点

 

 

山頂は狭くて展望もそれほどではない(各湧塚で絶景を見てきたのでよけいそう思う?)。記念撮影だけして少し手前の石塚という展望のいいところまで戻って小休止。多くの登山者がこちらで休憩している。まずはおにぎりなどで腹ごしらえ。展望はいいのだが、やはり遠望がはさえない。ここからは祖母山が見えたようだったが、傾山を祖母と思い込んでいた我々は未確認。残念! ここまで計画よりもやや時間がかかっているくらい。余裕をもった計画を組まれた方がいいと思う。まぁ我々は50分ほど計画より早く出発していたので、時間的にも気持ちの上でもまぁ余裕を持てていた。

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 ワチガイソウ

 

 

帰路は、途中登山者からアドバイスをもらっていたので、ひとつ目の分岐(山頂からは2つ目)まで戻って坊主尾根に入る。おそらく山頂からひとつ目から下った方が時間的には速いと思われる。一方で2つ目まで戻ってからのルートは、途中にりんどうの丘という湧塚コースを一望できるテラスを通る。結果的にはアドバイスに従ってよかった。

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        りんどうの丘

りんどうの丘からの眺めは本当に素晴らしい。歩いてきた後だけに感慨もひとしお。中湧塚などまた違った形に見える。このテラス岩盤が突き出た感じで、高度感があってなかなかいい。先端まで行くとなかなかスリルがある。少し人が多かったのが残念。このあたりもアケボノツツジがすごくきれいだ。もう少しゆっくりしたい気もあったが、まだまだ先は長いのでJに追われるように出発。このルート、本来の坊主尾根コースに合流するまでに小さな登りが何カ所かあるのが難点かも。疲れてきた身体にボディブローのように効いてくる。

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    りんどうの丘からは歩いてきた湧塚コースが一望

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 満開アケボノツツジ

 

 

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 薄桃色の花

 

 

りんどうの丘から30分ほどで、12時19分小積ダキ着。ここが最後のメジャービュースポット。ここも展望のいい広い岩峰だ。これから下っていく像岩(象岩?)や坊主岩などの巨岩、奇岩も見渡せる。よく見ると歩いている登山者が見える。あそこを降りていくんだ。。。湧塚コースに比べて坊主尾根コースの方が楽なのでは、と考えていたが甘かったようだ。

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 小積ダキ

 

 

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 像岩

 

 

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 坊主尾根、像岩下
 登山者が見える

 

 

 

ロープに頼るような岩の下りや、スリリングな梯子が続く。ちゃんとした靴を買っておいてよかった。怖がりの人には難しいコースかもしれないが、きまま仙人にはむしろ楽しかった。下りだし、ペースさえ守れば心臓も大丈夫。少ししゃりばての感じがしだしたので、小休止を入れてアンパンをかじる。このアンパン最後は効いたかも。

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 ロープで渋滞

 

 

 

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 像岩のトラバース

 

 

 

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 坊主岩

 

 

コースは楽しいのだが、やはりこのコースはちと長い。後半は気持ち的にもいっそう長く感じた。途中林道分岐を分け、小積ダキから1時間半ほど、14時02分やっと大崩山荘までたどり着いた。ここまでくればひと安心。まずまずのペースでは下った。ここでちょっと長めの休憩。ここまで来れば新緑を愛でる余裕も再び。

祝子川の渡渉も問題なし。ここで振り返るといい絵が撮れたようなのだが、早く下山したくて見返す余裕がなかったのが悔やまれる。14時42分無事登山口着。おおよそ歩行7時間強、休憩2時間弱、計約9時間のロングコースだった。でも大大大満足。

下山後、祝子川温泉 美人の湯(500円)で汗を流す。きまま仙人が美人になっても仕方ないのだが、この名前は女性受けはいいだろうなぁ。お湯はほんの少し褐色。思ったほどは混んでおらず、ゆっくり浸かることができた。露天風呂から大崩山が望める。今回登山中にまともに大崩山の山容を望めなかったので、温泉の前から撮影。逆光なのが残念。

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 中央が大崩山
 右の木のあたりが
 小積ダキ

 

 

延岡に出て居酒屋風のお店で夕食。鶏南蛮や鶏の皮餃子、日向牛、、、宮崎もおいしいです。ここでJから提案が。今日がかなりタフだったようで、腰に少し痛みもあるとのこと。明日は少し楽なコースにしたいと、、、きまま仙人に異論なし、いやむしろ大賛成。祖母の他のルートなども検討したが、最終的には行き先を変更して由布岳にいくことに。そういうこともあろうかと、地図など最低限は持ってきていたので、決して場当たり的な行き先変更ではない。

昨夜とは逆ルートのロングドライブで由布岳正面登山口へ。星もきれいだ、明日も天気に違いない。疲れはたまってきてはいるが、明日で一連のGW山行も最終日。期待を込めて眠りにつく z z z

由布岳山行記録に続く

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