奇岩とスリル、展望、歴史の山、京ヶ倉・大城(4月27日山行記録(2))
山頂直下の急登
トドの背岩から10分ほど、12時53分岩場の急登(左の写真)をひと登りしたら990m京ヶ倉山頂だ。まだ新しい立派な山頂標識がある。山頂はそれほど広くないが、4人が休憩するのは十分な広さ。ここは戦国時代は見張り台、のろし台だったようです。木々があって、360度見渡せるという感じではないものの、犀川などを眺めながら昼ごはん。
京ヶ倉山頂
京ヶ倉山頂から一旦下って大城(980m)を目指す。見た目はかなり下って登り返しているように見えるが、歩いてみるとそれほどでもない。低山ながらも、なかなか荒々しい山容で楽しい。クジラの背のような岩を2つ越え、天狗岩など名前の付いた岩が続く。15分ほどで13時29分大城着。山頂は木々に覆われているが、東側奥にはベンチも有り、四阿屋山など筑北の山々などが一望できる。大城(跡)は仁科氏一族の丸山氏の本城で村指定文化財なるものになっている。3つの郭跡があるようで、説明書きもあった。歴史を感じながら歩けるのも悪くない。
山頂付近から大城を望む
クジラの背
大城からは快適な林間の尾根道。開けたところから少し雲が晴れてきたのか有明山が確認できました。双子岩、物見岩と続き、はぎの尾峠の分岐に出る。まっすぐ行くと眠峠(林道)方面。きまま仙人らは左手に下山ルートを取り、下生坂へと下った。
うっすらと有明山が
天狗岩 物見岩
この下山道、落ち葉でフカフカな楽な下り。花は多くはないが、スミレやヤマブキが印象的。鹿侵入防止?の柵を越えると、14時24分、無事車をデポした下生坂の登山口に着いた。ちなみにこちらの登山口には車を停めておくスペースがほとんどない。路肩に数台がせいぜいか。
下りは楽ちん
ヤマブキ ヒメオドリコソウ
帰路、スタートした万平の登山口に戻り車をピックアップ。村営やまなみ荘(400円)で汗を流した。このやまなみ荘、露天風呂やサウナなどは有りませんが、いいお湯でさっぱりしました。
歩いてきた稜線
(下生坂の登山口から)
さすがに信州、さすがに大竹さん、あまり知名度のない低山でしたが、なかなか楽しめるいい山でした。
さて後立山方面は晴れることのない雲の中でしたが、明日の爺の天気やいかに?
夜は大竹さんの奥様の手料理でさっと宴会、疲れもあって8時には就寝 z z z
爺ヶ岳南尾根山行に続く(もう少し時間がかかりそうですが、がんばって書きます)。。。
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