LOWA KHUMBU TC GTX WXL
実はきまま仙人、4月にヌバックレザーの登山靴を購入したばかり。ただ軽い日帰りだと今まで使っていたスカルパを引っ張って履きつぶそう、残雪期は別のそれ用の靴を履く、ということでまだ未使用状態。今回九州に送るのも、今まで使っていたスカルパを送るか、その前に使っていたアゾロを送るか迷ったのだが、捨ててくるならアゾロの方がいいかなと考えたのが大失敗。
スカルパは使い始めて4年弱になるが、もう60日以上履いている。ソールの山もかなりなくなってきている。きまま仙人の場合、靴の外側もだが、かかとなど内側も傷む。足の形が悪いのか、汗かきのせいか、歩き方のせいか、ビジネスシューズなどもかかとの内側に穴が開いてくる。(当然靴下も) また、靴といえど数年でやはり進化している。新しい靴は機能的にもいい。ゴアのライニングなども劣化する。で、この手の軽登山靴はソールの張替えをしないで、買い替えている。多少割高ではあってもメリットは十分あると思う。(まぁ1度くらいはソールを張り替える方が経済的ではあるのだが、、、)
今回背に腹は代えられず大分の登山ショップ「山渓」さんでこの靴を購入。中途半端なものを買って怪我などしたら元も子もないが、1回しか使わないようなものももったいない。で、所有の靴に被らないようなスウェードと布地組み合わせの軽量タイプで勧めてもらった。気に入ったタイプが2つくらいしかなかったので、一番気に入ったこのローバークンブを履いてみて、サイズ変更だけで即決した。
ローバー(LOWA)はドイツのメーカー。(ただしMade in Italyのタグが) 実は4月に買ったのもローバー(LOWA TAHOE PRO GTX WXL)。有名なメーカーだが、きまま仙人は今まで履いたことがなかった。だが2足とも登山用品店で履いた感触はすごく良かった。
このローバークンブ(KHUMBU)、まず何といっても軽い。スカルパが片足約800g、新しく買った未使用靴(TAHOE PRO)が約850g、このクンブは約700gという軽さ。履いた感じは自然で、靴ずれなどもまったくなかった。ソールはビブラム(TRILTEC)。ソールが固すぎず、大崩山の岩場などにはぴったりだった。当然ですが、テント山行とかで荷物重量が重い場合はもう少ししっかりした靴の方がいいでしょう。ライニングはもちろんゴア。
(足の裏も)汗かきのきまま仙人にとって、こういう布地を組み合わせた靴の方が通気性も良くていい。蒸れ感も今までのスカルパよりも少なかった気がする。また、ベロをずれないように固定するX-Lacingという方法で、ベロについた突起にクロスするように紐をかける。たしかにベロが固定されていいのかもしれないが、慣れるまでやや紐を結びにくいかも。
デザイン的にもきまま仙人好み。色は地味という人もいるかもしれないが、落ち着いていていい。スウェードのカットの仕方なども特徴があっていい。紐をかける留め具が樹脂製なのは驚いた。強度的や耐久性で金属と遜色なくなってきたのだろうか?
もう少し履いてみないと欠点は見えてこないが、荷物が重くない場合の無積雪期にはぴったりの靴だと思う。
けど今年2足も買ったから、当分(少なくとも数年間)はこの手の登山靴は買えないなぁ。。。
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