陣馬山から高尾山へ、走ったり歩いたりののんびりトレラン(4月13日山行記録(2))
堂所山からの下りは走るにはちょっと急。慎重に下る。景信山までは緩やかなアップダウンの繰り返し。ところどころ登りの急なところは歩きました。道も標識も明瞭なので、地図も見る必要がないくらい。賑やかなひとの声が大きくなってきたと思ったら、9時39分景信山(727m)に到着。茶屋の前のベンチには人がたくさん。
ここまで来るとひと安心、とはいえ高尾山はまだ遠い。きまま仙人も今日初めてザックを降ろしてあんぱんをひとつかじる。茶屋の人と立ち話。このあたり普通に110番や119番すると神奈川の方に繋がるようで、実際は東京側の立川からヘリを飛ばしてもらった方が早いそうだ。そちらの連絡先を控えておいてほしいとのこと(高尾警察署山岳救助隊042-665-0110、八王子消防署浅川出張所042-661-0119)。
景信山からの(小仏)城山
右奥は丹沢の大山
茶屋にはベンチがずらり
景信山からは都心方面もよく見える。春霞で靄ってはいたが、スカイツリーは肉眼でも確認できた。茶屋も複数あるのか?ベンチもたくさん。このあたりから人も一気に多くなる。高尾山のいわゆる観光地エリアに入ってきたなぁという感じ。特に登りはこちらも一気に抜いていく体力気力がなくなってきているので、他の登山者にくっついてちんたら登ることが増えた。
可憐なタチツボスミレ 鮮やかなヤマブキ
しばらく下ってヤマブキがきれいに咲いているところを過ぎると有名な小仏峠。そう中央高速で渋滞で有名な小仏トンネルの上にある峠だ。(実際下はJRで高速は峠のやや北側) 何となく感慨のようなものがある。小仏峠には地蔵や句碑、狸の焼き物(信楽の狸のようなやつ)などがあり面白い。
有名な小仏トンネルの
上の小仏峠には狸?
途中の展望台からは相模湖が見下ろせる。雲がなければ富士に相模湖と絶景なのだが、、、残念ながら雲で裾野だけ。ここから一度登り返して、鉄塔のある城山(小仏城山:670m)へ。このあたりは普通にあるいて登りました。10時23分城山到着。ここにも大きな茶屋があります。(人工の)お花畑があり、スイセンや名前のわからない青や黄色の花がきれい。ただひとが多いのでゆっくりする気もなくスルー。
大室山と相模湖、木の後ろに富士山 城山には奇妙な天狗?
10分ほどで10時32分一丁平着。展望のいいテラスがある。ここまで来ると、観光客が不通にいる。おそらくケーブルカーやリフトで登ってきたのではないかという山装備ではない人たちだ。写真だけ撮ってスルー。
一丁平から丹沢山塊を望む 桜がきれい
ここからの登りは結構きつかった。下りは問題ないのだが、筋力を使おうとすると疲れているのがわかる。人も多くて走るどころではないので、あきらめてゆっくり登った。桜のきれいな木の下などはシートを敷いて花見状態のグループも。紅葉台を過ぎ、11時2分人で一杯の高尾山山頂(599m)到着。いやぁ~人がいっぱいで早く離れたかった。高尾山恐るべし!
桜が満開! 山頂付近は観光客で一杯
本当は1号路か4号路で降りようかと思っていたのだが、観光客の多いコースは避けたいと思い、稲荷山コースを選択。コースタイムは他より少し長いが、舗装道がほとんどないのと、登山者・ハイカーはいても観光客はいないだろうと思って。
このコース、人が少なかったら大半は走れるのではないだろうか? かったるいのでところどころ走ったが、人が多くてなかなか思うようには走れない。人が多そうだったので稲荷山の茶屋は迂回。だいたい200mおきに道標があり、x.xkm/3.1kmと登山口からの距離が書かれている。きまま仙人には、ちょうど残りの距離に当たるので、これは励みになった。
登山口近くに旭稲荷というお稲荷さんを過ごしたら、11時48分ケーブルカー駅近くの稲荷山コース入口着。終わったぁ~あとは歩いて駐車場まで戻るだけ。
稲荷山付近から、高尾の街が見える 稲荷山コース登山口
11時55分、何とか午前中に無事駐車場に到着。今度はここから往復かな? ただその場合は陣馬山以外の主要なピークは迂回してもいいかも。もちろん高尾山も。鎌倉アルプスにしろ、高尾山にしろ、もう少し近かったらいいのだが。
帰路、高尾の湯で汗を流す。800円と少し高めだが、露天風呂、ジャグジー、薬仁湯という薬湯、寝湯、打たせ湯にサウナにスチームサウナと盛りだくさん。特に薬仁湯がいかにも薬湯という感じでよかったし、スチームサウナも独特の香りがしていい感じ。ん~昔の浅田飴のニッキのような香り。ただゆっくり休憩する畳のスペースはない。
翌日から筋肉痛で足はぼろぼろ。特にふくらはぎがきつかったです。でも念願のコースをとりあえず走れて大満足な山行でした。ペースはけっして速くは有りませんが、まずまず快調にフィニッシュできた方だと思います。
おしまい
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