フランシス・ベーコン展
ベーコンをまとめて見る機会なんてなかなかない。非常に有名な画家なわりには、あまり見たことの少ない画家でもある。シュールな感じや、口を開けた叫びが印象的で、すごく興味があった。で、見に行ってきたというわけ。
とにかく1枚1枚はたしかに面白いものが多いのだが、とにかく難解。狂気、異常、恐怖、混沌、、、正直何を表現したいのかよくわからないものも多い。ただエネルギーのようなものはたしかに伝わってくる。
あと知らなかったが、ベーコンはゲイだったようだ。恋人のダイア? モデルになっているダイアは、、、男だ。 それとアトリエが乱雑なのは本人の写真のイメージとは異なる。性格が出てるなぁ。
今回の展覧会は「身体」をひとつのテーマにしている。姿勢や動きの表現に対して、いろんな実験を試みたような絵は多かった。キュビズムではないが、時間的空間的心象的に複数のイメージを重ね合わせて融合・デフォルメしているような。
しかしただ先入観抜きで素直に見ると、、、やっぱり狂っているとしかいえない。 (以下の2枚はまだ普通。)
でも面白かった。あと印象派などの展覧会に比べると、若い人の比率が多かったかも。
| 固定リンク
« 同窓会 | トップページ | インド料理 ムンバイ »
コメント