春の陽気、ロウ梅・梅の香薫る宝登山(3月9日山行記録(2))
宝登山山頂は南側だけが展望がよく、宝登山神社奥宮のあたりまで含めるとかなり広い。ただ完全な観光地だ。シートを広げてお弁当を食べている家族ずれも多く微笑ましい。山頂からロープウェイ山頂駅の間に上部にロウ梅園、下の方に梅園が広がる。
ロウ梅はもう見頃は過ぎたのかと思いきや、まだまだ十分楽しめる。きまま仙人はこんなにロウ梅が咲いているのは初めて見たのではないだろうか? うれしくなって早々にロウ梅園へ。いい香りがする。写真を撮るが、明るすぎて液晶画面では小さな花のピントが確認しづらい。薄黄色のロウのようなもの(素心ロウ梅)、真ん中がエンジ色もの、真ん中にエンジ色の輪ができているようなものとある。ちなみにロウ梅とは薄黄色の蝋細工のような花が咲くことから付いた名。名前に梅がつくが別属とのこと。梅よりも少し前に春を告げる花だ。
素心ロウ梅 真中がエンジ色の和ロウ梅 満月蝋梅
ひと回りしてから、パンでエネルギー補給。影に入らな いと暑いくらいの日射しだった。少し落ち着いて南側の展望を楽しむ。ほぼ真南に武甲山、西側奥にギザギザ頭の両神山、この2座はすぐにわかったがそれ以外は良くわからない。たしかにあまり見慣れていない山域ではある。春霞というか靄がかかったような感じはあるが、この時期にしては好展望だろう。
ギザギザ稜線の両神山
そのあと奥宮を散策してから梅園(梅百花園)へ。少しまだ早いかな、とは思うが紅白の梅がきれいだ。やはり鮮やかさという点では梅の方が一枚上かな。ロープウェイの山頂駅にも行ってみる。駅の周辺にもいろいろな植物が植えられていた。自然のものではないところがやや残念ではあるが、花が多いのはきれいだ。特に福寿草の黄色い花がいい感じだった。宝登山山頂はさすがに観光地。日傘をさしたおばちゃんやジャケットを着たおじさん、ただのデートのようなカップルなど観光地だなぁという人たちも大勢。
宝登山神社奥宮 福寿草
下山道は舗装こそされていないが、車も入れるような林道。ちょっと興ざめ。でも多くの人(小さな子供を連れた家族連れも)が登り下りしていた。きまま仙人はかったるかったので、半分くらい軽くジョグ。一気に下山した。登山口のところに宝登山神社がある。思ったより立派な神社だ。境内をぐるっとひと回りして参拝してから駅方面へ。
宝登山神社
13時23分、長瀞駅近くの駐車場着。歩き出してから3時間弱。久々の楽ちんハイキングだった。でもまぁなかなか楽しい散策でした。
帰路、なかなかいい温泉が見つからず(秩父側に行った方が良かったみたいです。)、かんぽの宿 寄居(800円、金山温泉?)で汗を流す。高台の6階で眺めはいいし、小奇麗ないい温泉ではあった。室内に温泉とジャグジーのような湯船。屋上のような感じの小さな露天風呂がひとつ。ただ湯船の中で他のお客さんとも話していたのだが、800円はちょっと高いなぁ。500円か600円が妥当なところか。
帰りは高速もまぁまぁ順調。WBCのオランダ戦が始まる頃には帰宅できました。もう少し近かったら、トレランしにまた来るんだけどなぁ。。。
好天の中、花と陽気を楽しめた楽ちん山行でした。たまにはこういうのもいいかも。
おしまい
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