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2013年3月12日 (火)

Garmin fenix 使用レポート(2)山でのUltraTreckモードの使用について

Garmin fenixの使用レポートその2、きまま仙人が一番期待している山でのUltraTreckモードの使用についてです。
週末行ってきた宝登山で、Garmin Forerunner310XTの通常(Other)のモードと比較してみました。 そもそもこの2つ(fenix、Forerunner310XT)は機能がかなり違うので、そのつもりで読んでください。UltraTreckモードの比較データは今のところ3月9日の宝登山山行の1回のみです。

Img_2697a 

 左:fenix
 右:Forerunner310XT

 

 

今回左手にGarmin fenixをUltrsTreckモード(1分1回計測50時間連続使用可)で、右手はForerunner310XTをOtherのモード(おそらく1秒1回計測)で使用。

まずトータルの距離の表示がfenix 10.17km に対してForerunner310XTは9.83km。約340m fenixの方が長く表示されました。誤差範囲内とも言えますが、fenixの方が距離がやや多目に表示される傾向が有るようです。ランニング時の計測結果(Normalモード、別途整理してアップ予定)を見てもfenixの方が長く表示されるようです。

あくまできまま仙人の感覚では、Forerunner310XTも実距離よりもほんの少し長めに出る傾向があります。このあたりはもう少しデータを取ってから報告します。(そうすると精度的にはForerunner310XTの方がいい?) 一度距離のわかったところでの計測をしてみるのがよさそうですね。

話を戻しますが、今回はfenixのUltrsTreckモードとForerunner310XT(通常のモード)の比較です。

双方のログデータをGoogle mapで衛星写真にプロットした図を見てください。(クリックすると大きくなります。) 上のfenix(UltraTreck)の場合は、左上部の林道など実際に歩いたコースとかなり食い違っています。下のForerunner310XTのログの方が精度よく取れていることは一目瞭然です。(※右下の曲がりくねった折り返しの下山路でForerunner310XTも登山道を外しているように見えますが、ここは実際にショートカットして下山しています。登山道から外れていますが、ここはログの方が正解です。)

20130308_fenix_ultratreck

20130308_310xt_other

  ※上がfenix、下がForerunner310XT

問題なのは、計測が1分に1回と粗いだけでなく、その時の測定値が登山道を外していることです。(折れ線のポイントが荒いだけではなく、ポイントの位置自体がルートから外れている。特に左上の林道部) 明らかにfenix UltraTrackモードの方が精度が落ちています。UltraTrackモードだから誤差が出やすくなるのでしょうか? 次回はfenixの方もNormalモード(おそらく1秒1回計測16時間連続使用可)で使って比較してみたいと思います。

あと今回のコースは、樹林帯や谷筋がなかったわけではないですが、特に衛星捕獲が難しいところはなかったかもしれません。どちらも衛星のロストは起こしていなかったと思います。この点は今回OKでした。

本来GPS計測での高度の比較もすべきなのですが、これだけ位置精度に差が出てしまったので、、、ごめんなさい今回高度データの比較・チェックをしていません。

まぁこのログを見る限り、Normalモードと差がありすぎますね。きまま仙人はUltraTrackモードは余程仕方のないとき以外は使わないと思います。

正直ちょっと残念です。

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