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2013年3月13日 (水)

Garmin fenix 使用レポート(3)ランニング用として

Garmin fenixの使用レポートその3です。
今回はランニング用としてGPSを使った場合の使用レポートを書いてみます。Amibitは使ったことがないので、今回もGarmin Forerunner310XTとの比較です。

※そもそもこの2つ(fenix、Forerunner310XT)は機能がかなり違うので、そのつもりで読んでください。

Forerunner310XTはあくまでランニング用(or自転車/トライアスロン用)。山での使用を考えた機能(電子コンパスやアラームなど)はない。一方でバーチャルパートナー機能などランニング用の機能はfenixにはない。Forerunner310XTは時計の代用ができないわけではないが、使わないときは電源を切っておくことを想定した商品のように思える。

まずGPSの衛星捕獲時間はForerunner310XTとほぼ同じという印象。いやむしろfenixの方がわずかに早いくらい。晴れた日、空のひらけたところでは20~40秒もあればつながる。ただ天気やビルなどの影響を受けるのは同じ。SUUNTOのAmbitの方が早いという報告もあるが、この点は不明。きまま仙人は今までより小さくなって、かつ遅くなっていないのでこの点は○。ただ駅から出たら腕にはめたままONにしてすぐ計測を始める、なんていう気楽な使い方ができるわけではない。
※余談だがデフォルトの設定では、GPSがONになると自動的に時計の計時が始まるのはいかがなものか? スタートボタンを押してから計時を始めてほしい。もちろん設定変更すればいいのだが、これが意外とはじめはどこかわかりにくい。

精度的にはもう少しデータを集めてから結論を出したい。ただTrackのMethodの設定をデフォルトのAuto・Normalのままで測定するとForerunner310XTよりもポイントの保存間隔が長くなるようだ。トラックデータを見る限りAuto・More Oftenの設定でForerunner310XTとかなり近いレベルのポイント保存間隔となった。(Most Oftenはまだ試していない。) 簡単に言ってしまうと、fenixではAuto・NormalのままだとForerunner310XTよりも誤差の大きいTrackデータになってしまう。

fenixは街中(高層ビル下)での衛星ロストが1度あったし、ワープ的なトラックのズレもForerunner310XTよりも多いような気がする。もう少しデータを集めてみたいが、精度的にはForerunner310XTの方が安定した精度が出ているような気がする。

装着感は小さい分fenixの方がかなりいい。一方で表示や操作性は圧倒的にForerunner310XTの方がいい。まずfenixはボタンが5つ、オレンジボタン以外はForerunner310XTと使い方がほぼ同じなのは、Garminユーザーには使いやすい。が、Forerunner310XTはこの5つのボタン+前面に独立してSTRAT/STOPとLAPの2つのボタンがある。ランニング時はこれが非常に使いやすい。(fenixの方が使いにくい) きまま仙人は今後ランニングの時はForerunner310XTをメインで使うと思うなぁ。

たとえばfenixの場合、信号で停止するなど測定を止めたい場合、左下の戻るボタンを長押し(なぜ長押し?)してステータス画面を表示、そしてpause GPSを押下する。(信号などの場合、自動で停止する設定も可能だが、誤差が大きいのできまま仙人は使わない。) 2回操作が必要な上に、ひとつめが長押しなのだ。LAPはさらに複雑。きまま仙人はLAPは右上のボタンの長押しボタンに割り当てて使用することにした。長押しボタンはいくつかの機能の中から好きな機能を割り当てられる。こういうカスタマイズできるところはうれしい。ただSTART/STOP GPSやLAPは割り当て可能だが、PAUSE/RESUME GPSの割り当ては不可。
あとこれは仕方ないが、画面が小さいので同時に表示できるデータ項目は3つまで。Forerunner310XTは4つできるのでこの差も意外と大きい。

あとデータのパソコンへの取り込みだが、きまま仙人はForerunner310XTのBluetooth接続よりもfenixの有線USB接続の方がいいと思う。どうせ充電するのにケーブルにつなぐわけだし、何より普通の外部記憶装置と同じようにディレクトリが見れ、ファイルコピーなども簡単にできるのがわかりやすい。ちなみに出力もgpxファイルもfitファイルも(その両方も)可能。SportTracksやカシミールとのデータ接続も問題なくできた。

設定値はProfilesというフォルダに.gpfというファイルで保存されている。ランニング用や山用、自転車用など目的別にProfileとして設定値を保存しておけるので、画面表示やGPSやTrackデータの設定を瞬時に切り替えることができる。

ファイルコピーができる点はこの設定面でもプラス。バックアップも簡単だし、ほとんど同じ設定で一部だけ変えたい時などは、一度コピーしてから設定を変えるのがいい。タグベースの設定なので、fenixで行うより、PCのテキストエディタなどで設定する方が楽なものも多いが、コード化されている部分がまったく不明。このあたりはAmibitのようにPCで設定を変更できるツールを用意してもらいたい。

バッテリーに関しては、1秒計測で16時間(調べてはいないが、割り引いても10時間以上は持つでしょう。)持つとのことなので、きまま仙人がランニングで使用する上では全く問題ない。またForerunner305に同梱されていた(かなり古い)ハートレートモニタ(心拍計)を使ってみたが、ANT+仕様なので問題なく使えた。試しに同時にfenix、Forerunner310XTともに接続させてみたが、問題なく繋がった。表示更新のタイミングのズレ以外は、同じ値が表示されているように思えたので、まず問題はないだろう。

ここまでの結論は、ん~かなり中途半端な気がする。おもちゃ的にはすごく遊べるんだけど、ABC時計としてならProTrek、ランニング/山用としてはForerunner310XT(またはその後継機の910XT)の方が性能的にはいいみたいだなぁ。
ただ多少の誤差を許容し、まずログが取れればいいという人には、1つで時計とGPSを兼ねるものとして山では便利だとは思うのだが。

もう少し、TrackのMethodなどもう少し設定を変えていろいろ使ってみます。

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