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2013年1月16日 (水)

ビブリア古書堂の事件手帖(TVドラマ)

「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延著)がTVドラマ化されたので、気になって(録画して)見てみた。ドラマとしては、まぁ普通に楽しく?見たが、見なくても惜しくはないレベル。

正直、原作()の良さは今ひとつ出しきれていなかったなぁ。

主人公の篠川栞子と五浦大輔役に剛力彩芽さんとEXILEのAKIRAさん。2人の演技がどうのこうのという前に、原作のイメージを壊すためのキャスティングとしか思えない。ストーリーも原作(既に細部はあいまいではあるが)とはかなり違う。(Ex.妹が弟になっている、大輔がビブリア古書堂で働き始めるきっかけも、、、)

意図的に原作のイメージを壊すという作り方は有るとは思うが、はっきり第一回を見る限りは失敗と言わざるを得ない。正直原作の方が数段面白いし、良くできている。(原作も軽いのは軽いが、、、) 人気若手女優を起用してまずまず見れるものを作ればいい、というだけなのか?と思ってしまう。作者の三上さんはどう思っているのだろう。

ドラマでは栞子が人見知りのようには表現されておらず、ただ物静かという感じ。どもるようなシーンもなかった。本の話、謎解きをする時とのギャップも魅力のひとつだったのに。また一番の違和感は剛力さんのショートカットの髪型かも。主人公の性格を表現するうえでもロングヘアーであってほしかった。剛力さんのキャラやイメージからすると、もっと活発な役でないと難しいなぁ。新しい面を出したかったのだとすると、(脚本や演出も有るので彼女ばかりを責められませんが)初回は力不足でした。AKIRAさんについては論外でしょう。

原作のひとつも魅力は、栞子と大輔、奈緒と志田、坂口とその奥さんのしのぶらの会話の妙。脚本や演出の腕が問われると思うが、ん~~~。普通に見れたのでひどいとは言わないが、胸キュンなところもなかったし、いいとも言えないなぁ。

まぁ気にはなるので、次回も見ようとは思います。

ちなみに「栞子の母親の謎」はどう扱うのだろうか? 原作でもまだ解決していないのだから。。。

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