ビブリア古書堂の事件手帖(TVドラマ)
主人公の篠川栞子と五浦大輔役に剛力彩芽さんとEXILEのAKIRAさん。2人の演技がどうのこうのという前に、原作のイメージを壊すためのキャスティングとしか思えない。ストーリーも原作(既に細部はあいまいではあるが)とはかなり違う。(Ex.妹が弟になっている、大輔がビブリア古書堂で働き始めるきっかけも、、、)
意図的に原作のイメージを壊すという作り方は有るとは思うが、はっきり第一回を見る限りは失敗と言わざるを得ない。正直原作の方が数段面白いし、良くできている。(原作も軽いのは軽いが、、、) 人気若手女優を起用してまずまず見れるものを作ればいい、というだけなのか?と思ってしまう。作者の三上さんはどう思っているのだろう。
ドラマでは栞子が人見知りのようには表現されておらず、ただ物静かという感じ。どもるようなシーンもなかった。本の話、謎解きをする時とのギャップも魅力のひとつだったのに。また一番の違和感は剛力さんのショートカットの髪型かも。主人公の性格を表現するうえでもロングヘアーであってほしかった。剛力さんのキャラやイメージからすると、もっと活発な役でないと難しいなぁ。新しい面を出したかったのだとすると、(脚本や演出も有るので彼女ばかりを責められませんが)初回は力不足でした。AKIRAさんについては論外でしょう。
原作のひとつも魅力は、栞子と大輔、奈緒と志田、坂口とその奥さんのしのぶらの会話の妙。脚本や演出の腕が問われると思うが、ん~~~。普通に見れたのでひどいとは言わないが、胸キュンなところもなかったし、いいとも言えないなぁ。
まぁ気にはなるので、次回も見ようとは思います。
ちなみに「栞子の母親の謎」はどう扱うのだろうか? 原作でもまだ解決していないのだから。。。
| 固定リンク
コメント