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2012年10月16日 (火)

草紅葉も木々の紅葉も素晴らしい、沼と紅葉の高原散策 焼石岳(10月7日山行記録(2))

10月7日(日)の焼石岳山行の記録後半です。

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山頂は大勢の人で賑わっていた。鳥海も早池峰も確認できなかったが、焼石連峰の山々だけでも十分楽しい。まず焼石岳北側は岩が多く、庭園風。西焼石岳がごつごつの個性ある山容で楽しい。沼もいくつか見える。北東には東焼石岳、六沢山への稜線が続き、東面は広~いなだらかな高原だ。歩いてきた登山道や泉水沼もいい感じ。「赤い」という点では栗駒山の方がずっと赤かったが、草紅葉や岩や沼など変化のある景観を考えると焼石岳も素晴らしい紅葉だ。葉のきれいな木も焼石の方が多かったような。

ザックを降ろしてパンにみかんでエネルギー補給。ただこの頃から時々ガスがかかり、見晴らしが効かなくなることがしばしば。やや風もあって少し寒い感じがする。ウインドブレーカーを羽織る。が、この頃からきまま仙人に異変が、、、
朝、出る前に大をしてすっきりしてきたはずなのに、どうもお腹にごろごろ感が。ん~微妙な調子。

いつまでも眺めていたい気もしたが、じっとしていると寒いのとお腹の不安定さから下山を開始。このころからきまま仙人はやや無口に。まずは北側を下って焼石神社先の分岐に向かう。栗駒のところでも書いたが、下りながら見る紅葉はいい。北面の方が岩が多く庭園風。南面との違いが面白い。こちらの方が人が少なく、登山道に枝が張り出していて歩きにくいところも。左手の西焼石岳のごつごつした山容が楽しいが、地図を見る限り登山道はない。

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       ごつごつがかっこいい西焼石岳

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 奥は南本内岳
 

 

 

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     紅葉の中を歩くのが楽しい

分岐が見えたところで団体さん2組とすれ違い。先頭のガイド風の人がきまま仙人とすれ違った後、「これが焼石神社です。」 えっ? 通り過ぎてたの? 振り返ると大きな岩のところに神社らしいものが祭ってあった。山頂側から来ると気付きにくい。団体さんはひと組は南本内岳方面からと思われる。もう一組は東成瀬からか? 何人かは疲れていて、きまま仙人に挨拶する余裕すらない。が、神社のところでは必ず立ち止まって手を合わせていた。早く退いてよ、きまま仙人も写真を撮りたいのに!

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    岩と紅葉の庭園     焼石神社

焼石神社の分岐は四差路だ。きまま仙人らが来た焼石岳からの南からの道。西へは東成瀬の登山口に行く道。北は南本内岳を越えて南本内岳登山口へ下る道。そして東側へ焼石岳をぐるっとまわって、東焼石岳と姥石平間の道にぶつかる道。きまま仙人らは東側に向かう。

ここからは焼石岳を右手に半周まわる。紅葉の中、小さなアップダウンを越えながら進む。刈払が不十分で、笹の薮漕ぎが少々歩きにくい。ただ本当に静かに、焼石岳を味わうことができる。。。といえばすごくいいのだが、きまま仙人はさらに無口に。どこかでキジを打つかどうか迷い(悩み?)始めていた。

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     紅葉の中、笹をかき分けて進む

途中山頂はガスの中に隠れたが、しばらくして再び姿を現す。ガスが出ると、何となく心細くなるような気がするが、雰囲気は幽玄の世界。東焼石岳との分岐からは、気持ちのいい草原に。何とハクサンイチゲが咲いていた。夏にはお花畑なんだろうなぁ。12時12分、周回して姥石平に戻った。ここできまま仙人、キジ打ちを決意。見晴らしがいいので、少し戻って場所を探す。が、東焼石の方から登山者が。。。しばらく待ってひとりになったところで登山道を離れ、ちょっと盛り上がった裏に隠れて、、、あぁ~すっきり。元気も回復。

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     なだらかな東焼石岳、縦走してみたい

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 ガスが晴れてきた

 
 

 

 

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 紅葉と
 東焼石岳

 

 

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 草紅葉と焼石岳
 東側から

 

 

 

ここからは来た道なので、いいペースで快調に下る。ぬかるんだ滑りそうな下りは慎重に。ちょっと急なところでバランスを崩してストックで踏ん張ろうとしたら、、、ずるっ、左手をついて何とか尻餅だけは回避。気を取り直して歩き出そうとしたら、あれっ?ストックが短い。緩んで縮んだのかと思ったら、3段目の根元からポッキリ折れていた。こんなの初めてだ。幸い同行者がダブルストックだったので、1本借りて下山。いや~助かりました。

13時12分、銀明水着。何人か泊まるようで、水場近くにはビールが冷やしてありました。楽しそう。快調に下って、つぶ沼分岐、上沼を過ぎ、14時3分中沼のベンチに到着。姥石平から休憩らしい休憩なしだった。ここからはコースタイムであと30分。やっとホッとして小休止。面倒だったのでコーヒーは沸かしませんでしたが、みかんやクッキー、チーズかまでひと息。

ラスト1本下って、14時34分、無事駐車場着。いや~充実の山行でした。焼石岳、いい山ですね。夏、花の季節にも来たいと思いました。今度は東成瀬か夏油温泉から登ってみようかな。

今回少ないながらも見られた花々、この時期この標高に咲いているとは、

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    キクの仲間?   ウメバチソウ    アザミ?

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    エゾリンドウ   イワイチョウ   ハクサンイチゲ

帰りにひめかゆの「やけいし館(400円)」で汗を流す。ひめかゆにはもう1件「焼石クワハウスひめかゆ(500円)」というのがある。広くて露天などもあるのはクワハウスの方らしいが、地元のおばちゃんによるとお湯はやけいし館の方がいいらしい。確かに茶褐色のヌメリ感のあるお湯はいい温泉でした。飲めないと書いてあったので、舐めてみるとしょっぱい! ただお風呂は大きくない(特に脱衣場が狭い)し、露天などもなし。

もうひとつ、帰路仙台で一度高速をおりて夕食は牛タン定食を。利休という人気チェーン店で。これまた美味しかった。(このブログには既報) 昨日の前沢牛と合わせて、肉食な連休でした。大満足! 帰りの高速も思ったよりも順調に戻れました。

いや~紅葉の山を満喫したいい連休でした。

おしまい。

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