山と渓谷 日本の名急登100
まずはなでしこJapanカナダ戦勝利おめでとう 男子も続いてほしいな!
さて、今月の「山と渓谷」8月号の特集は「日本の名急登100」。なかなかツボにはまった企画で即買しました。買ったのは先週ですが、ざっと読んだ感想を。
ちなみにきまま仙人は下りよりも登りの方が得意。急登は、、、ん~嫌いではないかな? チャレンジ精神をかきたてるというか、登りきった時の達成感とか、展望のいいコースだと一気に景色が変わっていくところとか。
企画としては、日本三大急登を登ってみることから始まり、「名急登ってナンダ?」と真面目に名急登論が語られる。北アルプス三大急登(諸説あり)も加わって文献や山の識者に解を求める。このあたりはなかなか楽しかった。ルポ(重太郎新道、飯豊山ダイグラ尾根)を入れて全国100名急登のリストアップ。編集部が選んだ「名急登 勝手にランキング」など。最終的な条件に一応納得。
まず100に挙げられたもののうち、いくつくらい登っているのかが気になりますよね。やってみると、数え始めてすぐ気が付くのが下りに使っているコースが多いこと。ルポで紹介されていた重太郎新道も飯豊山ダイグラ尾根もそうだ。他にも笠新道なども。やはりコース選定時に楽なルートを選んでいるということか。ガイドブックなども含めて。実は紙面には大半はコースのわかる地図が掲載されていない(どこかがわかる図のみ)。尾根名などの説明だけだと、きまま仙人が登ったコースかどうか断定できず、いちいち地図で確認することに。。。面倒さに途中でギブアップ。まぁざっと3割くらいは登りか下りかで通ったことあるかな。
編集部が選んだ「名急登 勝手にランキング」では、第1位に輝いたのが劔岳・早月尾根。きまま仙人は昨年凍結のため早月小屋で撤退したので完登はしていないが、これは納得。きまま仙人は名急登の条件のひとつとして、登り切った後がどこか?「その山の格」というのはとても重要だと思うので、剣岳という点も1位に相応しいと思う。
きまま仙人が登ったことのあるコースで印象に残る名急登を上げるとしたら、やっぱり甲斐駒の黒戸尾根(これはベタ)、あと笠ヶ岳のクリア谷ルートも上位だなぁ。下っただけだけど飯豊山ダイグラ尾根も。ダイグラ尾根の記事は本当に懐かしく読んだ。暑くて登り返しが多くて長くて、下りにもかかわらず辛かった記憶が思い出された。
100に上がっていなかったところでいうと、北海道芦別岳のユーフレ川沿いに登る旧登山道。前半はそうでもないが、途中は急登、標高差も距離も長い、北尾根に入ると登り返しも何度も。登山道もラフでアドベンチャーかというような徒渉あり、薮こぎあり、、、今思うと楽しかった。ただ地図にプロットした時に美しいかどうかは???
いや~急登話で、ひと晩酒を飲みながら語りあかせそうです。ヤマケイさんに感謝!
今度はこのリストを見ながら行先を検討したいです。
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