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2012年7月18日 (水)

静かな森林散策、櫛形山(7月7日山行記録(2))

七夕の日の櫛形山山行記録の続き。

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 裸山からの櫛形山

 

 

裸山山頂には北尾根から登ってこられたというご夫婦がおられた。残念ながら北岳方面は全く見えなかったが、南アルプス南部は少しだけ頭を見せてくれていた。雲もあったので、同定ができなかったが、荒川、赤石、聖あたりだろう。あと先ほど登った櫛形山の頂上が間近に望める。写真を撮りながらここでも小休止。見ると小さい花が可憐に咲いている。オオヤマフスマという花らしい。

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 南アルプス南部の山々

 

 

騒々しい団体さんがお花畑のところで賑やか。上がってくる前に立ち去ろうと出発することに。裸山から少し下ったところに、この山ののメインといってもいいアヤメ平がある。このあたりはガスが立ち込めていて先が見えず厳かな雰囲気がある。枝ぶりの面白い太い木など、神様とかいそうな。。。が、、、アヤメ平は着いてみるとなんじゃこれゃ?という感じ。

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    ガスで幻想的    アヤメ平にがっかり

写真などでよく見る「「手折られしあやめの、、、」の木の歌碑? はさながら工事現場のよう。ロープはかかっているは、隣は鹿害予防の柵で囲まれているは、、、肝心のアヤメの花は、あったあった5つほど咲いていた。でもうれしさよりもここはがっかり感の方が勝っていたかも。かつては一面のアヤメの群落が素晴らしかったとのことなのに。。。

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   オオヤマフスマ   ズダヤクシュ   わずかなアヤメ

しばらくアヤメ平の周囲を散策。数、種類とも花が多いわけでもなかったのと、少し雨が降り出してきたので下山することに。

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 アヤメ平から北尾根へ

 

 

下山道は快適だった。歩きやすくまっすぐで適当な斜度。ぐんぐん下る。花は中尾根とだいたい同じようなものが見られた。オレンジ色のヤマツツジがまだ咲いていた。標識もしっかりついている。快調に標高を下げていく。といきなり登山道は上下の分岐に。ここに限って標識がない。こういう場合は普通先で合流するようなものなので、楽をして右側の下りの方を選択。これが失敗(その1)だった。(おそらく上には見晴台が) さらに運悪くこのタイミングできまま仙人のGPSがハング。なぜ!よりによってこんな時に。少し行くと右下に林道が見えた。よし問題ないと安心して林道に出る。

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   フタリシズカ     ギンリョウソウ    ホタルブクロ

ここで林道を越えてさらに下っていくルートが見えなかったことから、早くも伊奈ヶ湖林道(登山口)に出たと勘違い(失敗その2)。GPSをリセットするまでしばらく標高の確認ができなかったことも判断を間違えた理由のひとつだ。地図を見て右折と判断して歩き出す。あとは駐車場に戻るだけ、というような終わった感もあったし、ホタルブクロの花の写真なんかを撮りながら。。。。が、ずっと登っているぞ?何か変だ?と再度地図を確認。ここが途中の林道であると間違いに気付く。ということはさらに下る登山道があるはず。引き返して林道に出たところからさらに進む(左に)と下りの登山道が見つかった。ほっ、10分強ロスしたかなぁ。結局田中澄江の碑は見損ねる。

あとは快調に下る。雲の下に出たのか、木漏れ日で影ができるようになってきたし、空も青い。逆に暑くもなってきた。13時54分無事伊奈ヶ湖林道に出た。あとは舗装道をあるいて14時15分県民の森の駐車場に戻った。

帰路甲府南I.C.方面の「みたまの湯」(750円)で汗を流す。茶褐色のお湯で非常にいい温泉でした。また温度の違う2つの露天風呂があって、ここからの八ヶ岳や南アルプスがなかなかいい感じ。この日は、あいにく上の方は雲に覆われた山が多かったですが、この展望はすばらしい。下界は完全に天気回復で日焼けしそう。野菜の即売所がってズッキーニとミニトマトを買って帰ったことは報告済

あとこの温泉で勧められたほうとう屋(小作石和店)でほうとうを食べて(多すぎて完食できず)大満足で帰宅しました。(※ちなみに土砂降りの首都高は怖かった、、、)

おしまい。

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