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2012年7月25日 (水)

時計コレクション (82) Invicta 中三針時計 (AS1287)

今日紹介するのはINVICTAというブランドの中三針時計。祖父の遺品にあったものだが、それ以上の詳しいことはほとんど何もわかっていない。

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ネットで調べると、INVICTA(インヴィクタ)というのは、スイスのラ・ショー・ド・フォンで1837年にラファエル・ピカルド氏によって設立された なかなか古いブランド。クォーツショック後、経営危機があり、現在はアメリカ資本となって、フロリダ州ハリウッドを拠点にしている(HPはこちら)。

スイス時代はクロノグラフやアラームなども制作していたようだが、どちらかというと低価格の普及機を主としていたようだ。ロシアの海軍がダイバー用の時計として公式に使用していたブランドとしても有名とのこと。 残念ながら、それ以外の情報は極めて乏しい。

ムーブメントは刻印・ホールマークを見るとAS(A.Schild SA ア・シールド)のCal.1287。中三針手巻き、17石、5振動。ケースよりもかなり小さい10.5リーニュ(23mm)というサイズだ。思いの外きれいな状態で、ちゃんとINVICTA LTD/SWISSと刻印されている。きまま仙人はクロノグラフ以外のムーブについては、知識も資料も持ち合わせていないが、あまり見慣れないブリッジ(押さえ)のムーブで、どういう特徴のものかはよく分かっていない。

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 A.SchildのCal.1287

 

 

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 ムーブと裏蓋

 

 

耐震機構が無いことやチラネジテンプであること、祖父の時計であることを考えると1940年~50年代製ではないかと思われる。このあたりはムーブの製造年がいつからいつまでだったかがわかると、もう少し絞れるのかもしれない。あと裏蓋に6ケタのシリアル番号らしきものが刻印されているが、こちらも意味は不明。

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 裏蓋にシリアルNo.

 

 

ケースは金メッキ、はめ込み式裏蓋。文字盤は年代相応の劣化があるが、シンプルなバーインデックスはいい味を出している。祖父の時計ということを考えるとオリジナルと思っていいだろう。残念ながら6時位置のロゴ?(PA?)については不明。

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 経年劣化はあるものの
 いい味の文字盤

 

 

今回精度の測定はしていないが、ゼンマイをまくと小気味いい音を鳴らしながら、コチコチと動くのは楽しい。古い時計でも一応しっかりと動いている。メンテナンスもしていないのにすごい。

祖父からこの時計の話など聞いたことが無いので、いつどこで買ったものなのかは全く分からない。いずれにしても高級品であったとは思えないものだが、こういうものをゆっくり調べていくのも、ヴィンテージの時計の楽しみではある。

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