時計コレクション (80) Omega Seamaster Planet Ocean Chronogragh (Cal.9300) Part2
何といっても存在感のある大きさ(45.5mm)、特に19.15mmという厚さは圧巻だ。きまま仙人は決して太い腕をしているわけではないので、時計負けしているかもしれない。ただ腕に付けた感じの装着感は大きさほど悪くない。ラバーベルトもラグのところから腕に沿うように出ているのがいい。ラバーベルトの触感も好きだ。しいていうと、時計を傾けた時にやはり重量感を感じる。あと厚いので長袖の場合は袖に当たる。まぁなれかもしれないが、、、
19mmはさすがに厚い
オレンジステッチのラバーベルトとホールディングバックル
さすがにオフ用という感じで、ダメとはいいませんが、スーツなどに合わせるのはかなり状況を選ぶと思います。
この時計の格好良さのひとつは、本格的ダイバーウォッチということだろう。きまま仙人には全く必要のないオーバースペックの600m防水、飽和潜水用のヘリウムエスケープバルブ付き。ちなみにヘリウムエスケープバルブとは何ぞや?というのは詳しくはネットで調べてください。(要はヘリウムは高圧がかかると隙間から時計内部に侵入してしまい、そのまま浮上すると時計内部に入り込んだヘリウムによって時計内部の圧力が高くなり、ケースが壊れてしまうことを防ぐため、それを抜いてやるためのバルブです。)
しかも600m防水のケースにもかかわらず、裏蓋はシースルーバック。このサファイヤクリスタルガラス、何と厚さが3mmという説明が書かれたものも。いや~ほんとかなぁ。このおかげで美しいCal.9300が望めるのはうれしい限りです。(これでなくっちゃ! ちなみに裏スケでなければ買ってないと思います。)
ケースはステンレスなので、もちろん高級品という感じではないものの、サテンとポリッシュを組み合わせたデザインは道具としての気品のようなものを感じさせてくれていいと思います。ベゼルはもちろん逆回転防止ベゼル。セラミックス製で質感もいいですし、ステンよりも強度も耐腐食性もあるようです。両面無反射コーティングドームサファイヤガラスの下の文字盤は立体感があっていい顔しています。12だけはアラビヤ数字、あとは台形の面取りされたインデックス、6時位置に控えめに日付表示。マットブラックの感じも好感が持てます。
きまま仙人が唯一引っかかっているのが(長短)針。これだけのケース、干支なので太めのアロー針は合っているとは思いますが、ロジウムメッキされているとはいえ、面積の広い分薄っペラな感じがしてちょっと安っぽいかも。決して安い針ではないと思いますが、、、クロノ針の先端、分積算針は「Seamaster」のロゴとともにプラネットオーシャンのイメージカラーのオレンジが使われています。(きまま仙人の買ったタイプは12のインデックスとラバーストラップのステッチもオレンジ)
なかなか格好いい文字盤
面白いのは、夜光が2色(分針とベゼルの12時位置のマークが緑、時針やインデックスが青)に塗り分けられていて、時刻・経過時間が見やすくなっています。ダイバーウォッチの仕様としてよくできているなぁと感じます。(きまま仙人はダイビングの免許もないですし、するにしてもこういう高級時計はしないと思いますが。。。)。
写真だと色の違いがわかりにくい?
リューズとヘリウムへスケープバルブはねじ込み。クロノのスタート/ストップボタンはねじ込み風にも見えますが、ねじ込みではなくそのまま押せます。クロノボタンにも黒い色のリングがはめられているなど、細かな点もいい感じです。
10時位置にHeエスケープバルブ
ベルトはオレンジステッチのラバーベルトにホールディングバックル。ベルト、バックルの装着感・使用感はいいです。オレンジステッチがいいか、黒のステッチがいいかは今も迷うところです。バックルは片側(観音開き式ではない)ですが、この方が使いやすいと思います。
さすがに 安い!といえる値段ではありませんが、他社製品などと比べると、コストパフォーマンスのいい1本だと思います。厚さ、重さが許せるならお勧めです。
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