京焼・清水焼
来週の日曜日からまたタイに行くのだが、今日は前回いただいたセラドン焼のお返しを買いに行ってきた。
食べ物やお酒よりも物の方がいい、というアドバイスもあり、やはり日本らしいものをと焼き物や漆器、江戸切子、寄木細工などを見て回った。
こういった和の工芸品は、自分では買わないし、美術館で見るようなものはまた別格。久しぶり、いやほとんど初めてゆっくり見て回った気がする。なかなか面白かった。
百貨店をいくつか見て回ったのだが、今回予算も知れていた(5,000円程度)ので、とにかくチョイスが難しかった。正直ちょっといいなぁと思うものは、やはり値段もいい。それに百貨店には意外と品ぞろえが少ない。さすがに実物を見ないで、カタログだけで買うのは少し怖くてできなかった。
まず漆器や江戸切子、寄木細工は、予算内できまま仙人がもらってうれしいようなものはほとんど無かった。渡す相手がタイ人だけに、やはり見栄えも大事というか、あんまり小さいものだと喜んでもらえないかもしれない。おちょこひとつというわけにもいかないし。
3件目の店員さんと話をしていると、外国の人には絵の描かれたものの方が喜ばれるとアドバイスをもらう。きまま仙人としては備前焼の一輪差しとかわびさびの感じがいいなぁと思ったが、小さいしわかってもらえるかどうか不安。
結局、京焼・清水焼の桜の絵が描かれた七寸角皿にした。決め手はやっぱり桜の絵。日本の春らしさがいいし、明るい感じがいい。全面絵ではなく地の部分が適度にあって焼き物らしさもある。形も悪くない。大きさもある。飾っても悪くは無いが、ぜひ使ってほしいと思った。京都という地名のネームバリューもあるので、備前焼などというより京焼・清水焼といった方が説明もしやすいし。
失敗だったのは、梱包前に写真撮っておくんだったなぁ。(下の写真は買ったものとは別物)
同じような絵柄の鉢
とりあえず一番気になっていたものを用意できたのでひと安心。
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