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2012年3月28日 (水)

時計コレクション (79) Enicar Ultrasonic (AR1130)

番外編を除くと、2ヶ月ぶりの時計コレクションになる。この前ゲットしたプラネットオーシャンクロノを区切りのNo.80にしようかなと、その前に1本紹介したい。エニカ(Enicar)のUltrasonicという時計だ。

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この時計は父が使っていたもののひとつだ。このような時計はある程度調べられることを調べてから書きたくて、いままで紹介できずにいた。今までにわかっていることを備忘録的にも書いておきたい。

79_enicarultrasonic_03

 

 ねじ込みの裏蓋
 腐食が気になる

 

 

まずエニカというスイスのブランドだが、ネット上で調べるといくつかの異なる説明が見受けられる。創業を1854年、Ariste Racine(アリオスト ラシーヌ)によるとしている記述が多いが、この時の社名は不明。Enicar S.A.は(おそらく1854年創業の) 時計製造会社のAriste Racine(AR)とともに 1914年に創業。Enicarとは創業者の名前Racineを逆から読んだものです。50、60年代はかなり有名なブランドで、懐中時計など鉄道時計や米空軍用の時計として採用された。日本にも多く輸入されており、ヴィンテージウォッチの世界では今でもよく目にする。

この時計のムーブにもARの刻印があり、系列のAriste Racine製だが、エニカはETAなどのムーブを使ったものもあるし、ARもエニカ以外にも提供しているので、エニカとARは別々の会社であったのは間違いない。ちなみにマークは土星とのことだが、なぜかは不明。

79_enicarultrasonic_04

 

 まずまずきれいなムーブ

 

 

さてこの時計に話を移そう。1960年代製の中3針時計。適度に年代を感じさせる風合いの文字盤は周囲にギョーシェっぽい?装飾があり、インデックスはアップライド。まぁうちの親父が使っていたくらいだから高級品ではないものの、けっして安物というわけではなさそうだ。

79_enicarultrasonic_06

 

 周囲には装飾も

 

 

ケースもエッジもきりっとしていて状態としては悪くない。惜しいのは裏側がやや腐食とキズがあること。裏蓋はねじ込みだが、ちょっと珍しい12角形のタブ。防水、耐磁。

ムーブメントは刻印を見ると AR1130、Ariste Racine社製だ。17石、5振動、INCABLOCの耐震機構付き。

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 A-Rの刻印が

 

 

外径33mmの小ぶりなサイズがかわいい。近年使うこともなかったが、十分日常使用もできる1本だ。

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