LUMIX GX1 使用レポート5(雪山での使用)
久々ですが、今日は先日の編笠山山行で厳冬期(2月)の2500m級の雪山でのLUMIX GX1の使用レポートを書いてみたいと思います。
LUMIX GX1 使用レポート1
LUMIX GX1 使用レポート2
LUMIX GX1 使用レポート3
LUMIX GX1 使用レポート4
まず、動作自体は終始まったく問題なく動いてくれた。カメラケースに入れてザックのショルダーベルトに付けての使用。氷点下の低温環境に対しては問題なく動いたと言っていいだろう。一方でバッテリーの残量表示は気になった。ほぼフル充電状態で持っていったはずだが、使い始めてあっという間にバッテリ残量が1段下がってしまった。まぁそれ以降は(そんなにたくさんの枚数は撮っていないが)まったく問題なし。始めの1段が下がるのが低温だと早まるのかもしれない。
山ではケースの関係からEVF(電子ビューファインダー)は持って行かなかったが、白銀の世界だと液晶ファインダーは正直見づらかった。特に光が直接当たると構図もわかりにくいことが。やむを得ないとは思うが、ここはジレンマがあるなぁ。やっぱりフラットなボディ中に光学ファインダーかEVFが欲しいとは思う。この点は今まで使っていたG10に利がある。
あと困ったのは右手に厚い手袋をしていると、右手親指がいろんなボタンにあたって使いづらいこと。雪山用の手袋をしていると、ホールドするだけでも気を使う。慣れもあるとは思うが、ん~という感じ。ただシャッターボタンは特に押しにくいとかの気にはならなかった。14-42mmの電動Xレンズのズームは、普段から少々使いにくい位置だと感じているが、こちらは特に不便さが増したという感じはない。一方37mmのレンズキャップのボタン(つまみ)は押しにくい。手袋ではキャップの開け閉めだけでもフラストレーションがたまり、途中から撮影のときは右手の手袋を外すようになった。おかげで、、、、右手の指先は(今でも真ん中の3本は)軽い凍傷で感覚が変になってしまった。今度からは保護フィルターをしているので、山行中はキャップをはずしたままで持ち歩こうかと思う。
一方写りの方はというと、まずまず良いのではないでしょうか? 残念ながら曇ってしまったことや余裕がなかったこともあるが、夏山に比べると撮影枚数が非常に少ない。また特にこの1枚というシャッターチャンスもほとんどなかった。RAWでも何枚か撮ってきているが、未だに現像せずに自動で作成するデフォルトのJPEGを使っている。だから画質に関しては、今回あまりコメントしたくない。言えるのは特段雪山だから写りが悪いというようなことはなさそうだ。
正直雪山の場合は、キャップ開閉式のキャノンのG10を持っていったほうが(もしくは2台持ち)使いやすいのは間違いない。特に吹雪いたりするような天候だと、写り(画質)よりも記録が優先なのでG10がいいのではと思う。ヤフオクとかでG12の中古をゲットするのも有りかもしれないと思った。
まぁボタン類に関しては慣れの要素も大きいとは思うので、早急な結論はフェアーではないかもしれない。また次回試してみよう。
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