源氏物語 千年の謎
正月恒例になってきている元日の映画。今年もお袋を連れて「源氏物語 千年の謎」を観てきた。まぁ面白かったけど、題材として源氏物語を使っている分、気になる点が多い映画だった。
このお正月にやっている映画では、お袋の見たいような映画がなく、消去法で源氏物語が残ったというわけ。だから事前知識ゼロ。どういう話なのかぜんぜん知らなかった。
ストーリーがかなり奇抜なのは、まぁ有りだろう。(これが許せない人もいると思うが、) 六条御息所の怨念と安部晴明が絡むというような物語の中と現実が交差するというのが、面白いとも言えるしえっ?という感じもするし。
不満だったのは、平安時代の恋愛の雅さとかが全然なくて、ただ源氏物語の話だけが展開していくから、なんか不自然で違和感ありあり。配役もどうかなぁ。葵の上や夕顔は源氏物語のストーリーを重ねているだけに、イメージが合わなかったなぁ。まして光源氏は生田斗真では。
まぁきまま仙人としては、わざわざ見に行く映画ではなかったという評かな。今、本屋さんにも原作本がたくさん積まれていたけど、パスだな。
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