今年の漢字「絆」

こういうニュースを耳にすると、今年も終わりだなぁという気がする。恒例の今年の漢字だが、2011年は「絆」。２，３位にあがった「災」「震」でなく、いい意味の漢字でよかった。

大震災、それに続く原発事故、仕事で定期的に行くバンコクでは大洪水。今年は本当にとんでもない事がたて続き起こった年だった。

何が大切なのか？　今何をすべきか？　という価値観や優先度を見直しさせられた年だったと思う。大げさに言ってしまえば、人生観まで、、、

個人のことだけではない。原発に対する考え方や、安全・安心についての考え方は、国あるいは世界レベルで見直されている。いい意味で転換点となる年になればいいと願う。ただCOP17の各国の思惑などを見ていても、具体的なアクションは課題満載。単に原発反対、ＣＯ２排出削減、と言っていればいいというほど単純ではない。先行きは本当に不安・憂鬱になることが多い。

今、自分は何をすべきか？（政治に期待してもそうは変わりそうにないし、、、）　大したことが何もできないもどかしさが残る。

今日きまま仙人の部下から驚く報告があった。健康診断で再検査にかかり、その結果１００万人に１人という稀な病気の可能性があるとのことで、さらに精密検査を受けるとのこと。聞いたこともない病名。まだ３０代半ば、そんなに不健康そうな人ではないのに。今のところ本人に自覚症状は何もないとのこと。大したことなければいいのだが。。。今、たまたま大野更紗さんの「困っている人」を読んでいるところだっただけに、本当にびっくり。（この本はまさに難病にかかった女の子の自伝？闘病記？）

こちらも大したことは何もしてあげられないのが、虚しい。