LUMIX GX1 使用レポート3
まずは持った感じやホールドについて。まだ慣れていないという部分もあるが、正直ちょっと微妙。悪いというわけでもないのだが、できればもう心持ち右手側の長さが欲しいところか。どう指や手のひらをあてるのか位置が決まりにくい、握り方にやや迷う。ネットで酷評している方もいるが、グリップの形状はまだまだ改良の余地ありかもしれない。人指し指や中指がレンズに当たるというコメントもあったが、そういうことを避けるためにこの形状にしたのだろう。が、持ち方によってはたしかに当たることもある。グリップの触感はなかなか気に入った(これは好みもあるかな)。まぁオリのPENのように交換可能であればたしかにいい。
CANON G10など今まで使ってきたコンデジに比べると、14-42mmのXレンズといえどレンズが重い分だけ重心が前にある。いくら手振れ補正があるとはいえ、本来は右手だけで撮影するようなカメラではないのはたしかだ。
一眼レフを持つように左手手のひらにボディを乗せると、ちょっと窮屈。また親指では電動ズームのレバーがやや使いにくい(少し上すぎ)。 また(老眼が入ってきているので、)カメラを前に出さないと液晶がやや見づらい。左手でカメラ左横を持つと、人指し指になるのでさらに電動ズームが使いにくい。電動ズームはコンデジのように右手で操作できたら良いのにと感じた。できればレンズではなく、ボディのレバーで。タッチでズーミングできるのだから、機能的には可能だと思うのだが。
あとXレンズのズーム。コンパクトですばらしいのだが、ちょっと太い。電動ズーム、電動フォーカス、手振れ補正と機構がいっぱい入っているので、仕方がないとは思うが、持った感じはやっぱり太い。ボディが小さいから余計にそう思えるのかもしれない。悪くないだけにあと一歩、惜しいなぁ。
あれこれ書いたが、コンパクトにするためのぎりぎりの設計なのだろう。それを考えると十分合格点の範囲。だからコメントが多くなる。
次に操作性や機能面。まだまだ使いこなせていないが、液晶のタッチ、ボタン類、ダイヤル類はすごくいい感じ。露出補正をダイヤルをワンプッシュして左右に回して補正、なんていうのは非常にいい。上面の別ダイヤルにできれば言うことないだろうが、形状やスペースなどを考えると、これで十分だ。「超解像」って何?なんていうのはあったが、ほとんどマニュアルを読まなくても操作、設定できる。ファンクションボタンのカスタマイズもできるし、カスタムモードを4つ(C1,C2-1~3)設定できるのは便利だ。よく考えられていると思うし、今のところ大満足。欲を言えばシーンモードでシーンを選ぶアイコンもタッチで操作したいなぁ。ここはタッチでは選べず、カーソルを動かしての選択となる。
機能で気に入ったのはまず水準器。水準器が搭載されたカメラをはじめて使うが、いいですねぇ。始めは普段は邪魔かな?と思ったけど、今は常時表示しています。タッチでフォーカス位置を指定できるのも便利。ぜひいろいろ使ってみたい機能だ。意味わからないのはタッチシャッター、利用シーンが思い浮かばない。当然今のところオフ。
また銀塩一眼レフからコンデジで止まっているきまま仙人には目から鱗だったが、画面サイズの16:9いいですねぇ。きまま仙人は通常4×3ですが、考えてみるとプリントアウトする機会はめっぽう減った。PCは普通のノートパソコンなので、発色や美しさは断然TVの方がきれい。今までは4×3を表示するか、わざわざトリミングしていた。直接16:9で撮影すると、手間を掛けずに画面いっぱいの大画面で写真を楽しめる。これはいい。
あとバッテリー。いろいろ試していることもあるが、減りはネットでの評価通りかなり早いと思う。ひとつでは泊まりの山行などでは不安が残る(というより無理?)。 ただ純正品は安くない。残量表示ができないけど、互換品の安いのも魅力的ではある。。。山のシーズンまでには何とかしよう。
長くなってきたので、今日はここまで。
だんだんこのカメラが好きになってきたきまま仙人でした。。。
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