猫ひろし、カンボジア代表なるか?
猫ひろしがカンボジア国籍をとって、マラソンでオリンピック出場を目指すという。
もちろん賛否両論あっていいと思うし、応援したい気もする。が、きまま仙人はやはり賛成できないなぁ。
そもそも国籍って何だろうか? その国で生まれたわけでもなく、先祖にその国の出身者がいるわけでもなく、定住していたわけでも永住しようとしているわけでもない。妻帯者の国籍でもない。今回のケースは、ただ単なるひとつのスポーツイベントに出るためだけの国籍取得だ。
まだ選考レースが終わったわけではないが、タイム的には日本ではまったく候補線上にもあがらない記録。本人の出たいという希望はともかく(これはよく理解できる)、猫ひろしのようなケースはどういう意味があるのだろうか?
まずカンボジア人は応援してくれるのだろうか? もし猫ひろしが選ばれた場合に、オリンピックに出られなくなったカンボジア人は納得できるのだろうか?
オリンピックが世界一を賭けた勝負の場としても該当しないし、参加することに意義があるという国の代表としてもふさわしいとは思えない。(もっともタイムが良ければいいという話ではないが。)
今後日本国籍がどうなるのか? 日本は二重国籍を認めていないはずだから放棄するのかな? ということは今後日本に居続けるとしてもカンボジア人として生きていくのかな。さすがにその覚悟は見事だと思う。でもカンボジア国籍になるのなら日本国籍には戻って欲しくはない。
正直、気持ちは理解できるが素直には応援できない。
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