パナソニックGX1見てきました。

２５日発売のパナソニックＧＸ１見てきました。ネットで仕様等は見ていましたが、デビューイベントには行けなかったので、今日が初めて手に取ってみました。印象はかなり良かったです。

この手のカメラのきまま仙人の一番の使用目的は山歩きの時だ。風景や高山植物、分岐などの標識（時刻記録のため）を歩きながら素早く取れるように、ザックのショルダーベルトに付けて歩く（登る）。（こんな感じ１，２）　岩場もあるし歩きにくいので、首からぶら下げるなんていうのはあり得ない。したがって大きさ的に一眼レフや長いレンズのものは却下してきた。今までの愛用はCANONのGシリーズだ。高山植物を撮ったり、木々の頭越しにハイアングルで撮影することもあるので、できればバリアングル液晶がほしい。山での撮影は広角２８㎜はMUST。銀塩時代から２４ｍｍは使ったことがないので、それ以上の広角にはあまり必要性を感じてはいない。望遠側は欲を言うと切りがないが、１００㎜前後は欲しいかな。用途としてもＰＣで見ること以外はブログやＨＰ、せいぜいＡ４印刷までである。邪魔にもなるので、それ以上大伸ばしするつもりもない。

正直今使っているＧ１０には（特に不満が大きいわけではないが、）　今ひとつ満足していない。一番はレンズの暗さ。やはり２８ｍｍでF2.0がほしい。背景のボケも不満だし、朝の林間では暗くて感度を800くらいまで上げないといけない場合があり、この点でも不満だ。正直感度800まで上げると明らかに画質が落ちる。

ＧＦ１やオリンパスのPENが出たときにパンケーキで使ってみようかとも考えたが、やはり２８mmのみではさすがに辛い。（岩場などもあるので、基本的にレンズ交換は対象外）　で、今回パナのＸレンズだとG5くらいのサイズになるので期待していた。

前置きがすごく長くなったが、ＧＸ１はＸのコンパクトズーム（28-82mm）を付けると、サイズ的にはぎりぎりショルダーベルトに付けられる。Ｇ５と同じくらいの大きさか。ネットで不評なグリップも悪くない感じがした。ボディの作りも好感が持てる。細かいところだが気になったのは、ストラップ取り付け用の金具。安っぽい上に、ただ横に飛び出している。きまま仙人は片側だけのハンドストラップしか付けないし、金具だけ塗装のないものが飛び出しているのは不細工だ。もう少しフラットな金具にして、もうひとつトライアングル金具のようなものを付けるとスマートになるのにと思う。

操作性はボディのファンクションボタンやタッチパネルはかなり良さそう。きまま仙人は露出補正をファンクションボタンに割り当てたい。詳細は使いこんでみないと何とも言えないが、期待できそうな印象だ。気になったのはＸレンズの電動ズームの操作。ちょっと上すぎる感じだ。左手親指で操作することになるが、ちょっと遠い。ズームの感じはいいし、設定でステップズームも可能なのはうれしい。きまま仙人は動きの速いものはあまり撮らないが、オートフォーカスも非常に早くきびきびした感じがする。

オプションのビューファインダーもいい。144万ドットは思っていた以上に見やすかったし、ローアングルでも使えるのがいい。ただ本体価格に比べても値段は高いなぁ。。。

画質に関しては、ショップではわからないので、雑誌などの評価記事が出るのを待ちたいが、いままで1/1.7型とかを使っていたのだから悪いはずはないだろう。気になるのはレンズの暗さくらいか？　さすがに雑像素子のサイズが違うので、F2.0とかのレンズとなると、この大きさでは済まないだろう。

あと気になるのはRAWの現像ソフトの使い勝手か？　パナのデジカメを使ったことがないので、このあたりはまったく知らない。もうひとつ、内蔵ストロボは一応見ておけばよかった。今回忘れていて、まったく動かさなかった。

欲を言うとバリアングルファインダとセンサーシフト式の手ぶれ補正、バッテリーの持ちがもう少し良ければとは思うが、まぁ欲張りすぎかもしれない。

来年の山シーズンに入る前（その頃には価格も安定してきているだろうし、）には、新しいデジカメを買うつもりだ。ＧＸ１はその有力候補になる。でも富士のＸ１０も気になるなぁ。正直Ｘ１０とどちらが用途に合っていて、どちらがきまま仙人の好みの絵、画質を出してくれるのか悩んでいる。いっそ両方買って、気に入らなかった方を売ってしまうか。。。

しばらくは楽しく悩みたい。