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2011年11月17日 (木)

時計コレクション (番外38) CLOCKS & WATCHES by Eric Bruton

今週はとにかく忙しい。昨日アップするつもりだったが、その時間も無かった。後の写真は週末にでもアップします。

さて時計コレクション(番外)だが、今回もコピーの資料を紹介したい。Eric Brutonという時計ジャーナリスト?が書いたと思われる「CLOCKS & WATCHES」という本だ。

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この本は1968年にイタリアの「The Hamilyn Publishing Group LTD」という会社から発行された本と記されている。文は英語で書かれており、写真もほとんどが白黒だった(はず)。きまま仙人の友人のお父さんが所有されていた本だ。一時貸していただき、コピーを取らせてもらった。当時いろいろ聞いたこともあったかと思うが、お父さんについての記憶があまり明確に残っていない(きまま仙人はお会いしたことがない。)こともあり、その点は割愛する。ただ、時計だけではないが舶来(この言い方も古い)のいいものをいろいろお持ちだったようだ。比較的新しいパテックのカラトラバも友人から見せてもらったことがある。要はかなり裕福なお宅の友人から借りて見せてもらったものということだ。

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 目次

 

 

さてこの本だが、目次を見てもらいたい。日時計や水時計など機械式時計以前のものから始まり、塔時計、置時計、懐中時計、腕時計と続き、精度向上などにも触れられている。機械式以前の話などは、番外5で紹介した「The Theory of Horology」や番外22で紹介した平井澄夫さんの「時計のはなし」(2001年発行)にも似たところがある。これらの本の参考になった可能性もある。たとえば近江神宮にレプリカのある龍の形をした火時計などは同じものと思われるものが掲載されている。平井さんの「時計のはなし」はヨーロッパの時計に関する部分では似たところも多い。

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写真がカラーでないのは、現在では残念だが、当時の本としては写真の多さに驚く。英語ゆえ細部はほとんど読んでいない(コピーして読んだ気になっている。)が、写真や図を見ているだけでも、何となく楽しい。英語自体もけっして難解な記述ではない。

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著者のEric Brutonという人は、多くの時間を時計の収集家、製作者、販売流通者、修復士らと共にし、10年以上の時計雑誌の執筆経験があると書かれている。British Horological Institute(今でもあるのだろうか?)のフェローや時計会社の顧問?などもした人のようだ。

1968年というと今から40年以上前の本ではあるが、時計の歴史からいうとけっして古いほうではない。もっと前に書かれた本(逆に写真は少なくなると思うが、)にもめぐり合ってみたいと思う。

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