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2011年10月16日 (日)

はやぶさ HAYABUSA

映画「はやぶさ HAYABUSA」を観てきた。個人的な創作?部分は除くと、TVや報道でおおよそ知っていた話だが、技術者にとってはたまらない実話はやはり素晴らしい。

でも映画としてはごく普通の出来?だったかな。

ちなみに今日は銀座に出たついでにオープンしたばかりの阪急MEN'S TOKYOに行ってみた。もうすごい人。使えそうなあるいは面白そうな店もあったけど、あまりにも人が多くて早々に退散。落ち着いたらまた行ってみよう。

研究者あるいは技術者にとってこういう誰もやったことのないチャレンジングなプロジェクトに参加し、苦労の後に成功裡の結果を出すということほど素晴らしいことは無い。こういう経験ができた人たちは本当に最高だと思う。正直羨ましいくらいだ。

正直はやぶさのプロジェクトについて、きまま仙人は地球に戻ってくる直前のニュースまで気にも留めなかった。このプロジェクトも何かひとつうまくいかなくて失敗に終わっていたら、映画化はおろか、多くの人に知られることもなかっただろう。実際そういう失敗(糸川先生のいう成果!)のプロジェクトも山ほどあるのだ。それだけにこれほど素晴らしい結果を残した「はやぶさ」というプロジェクトは本当に奇跡のようなプロジェクトだと思う。素晴らしい。

成功したプロジェクトにはやはり理由がある。理由はひとつではないが、参加していた一人ひとりがプロ意識を持って最善を尽くした結果だろう。この映画を観て、改めてそのあたりはよくわかったように思う。

いとかわへの2度目の着陸、交信が途絶えてからの探索(これを見つけられたのは本当に奇跡的)、複数のエンジンの使えるところを組み合わせて動かしたイオンエンジン。下手なドラマよりもドラマチックだ。

惜しいのは、ストーリーがあまりにも素晴らしいのに、普通のドラマになっていたことかなぁ。プロジェクトXのようなドキュメンタリー風の方が感動がダイレクトに伝わったように思う。

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