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2011年10月 9日 (日)

Audi MUSIC meets ART 2011

昨日2年ぶりにAudi MUSIC meets ARTに行ってきた。例年のように箱根彫刻の森美術館に。ステンドグラスの塔や彫刻とアウデイの車、自然の中の野外コンサート。やっぱりこのイベントはすごくいい。

Amma2011_02  

 演奏開始前
 演奏中は撮影禁止

 

 

本当はこの3連休は紅葉の山に行っているはずだったのですが、今晩からの出張のため断念。代わりにと言っては何ですが、このイベントに行くことができました。

通常は8月なのだが、今年は震災の影響でこの時期になった。さすがに少し寒かったが、思ったほどではなく、かえって凛とした感じがアコースティックギターの澄んだ音と合っていた。またボーカルのbirdさんの息が時々白く見えるのも臨場感があってよかったなぁ。前回は虫の音がまたよかったけど、今回は張り詰めた静けさが寒さと共鳴?していた感じ。空には星はほとんど見えなかったですが、月がきれいでした。

彫刻の森美術館には、前回よりは少し遅めに到着。山本基さんの塩で作った作品展「しろきもりへ-現世の社・常世の社-」展を見る。枯山水のような塩の庭から始まり、バベルの塔を連想させるかのような形の真っ白な塔、そしてフロア一面に書かれた網のような、あるいは脳内の神経細胞か木の根かというよな作品。なかなか面白かった。

あとはいつものように美術館内をぶらっと歩いてピカソ館を見て、あとは足湯。この足湯が溜まりません。前回もあったのかなぁ。今年はオープンエアー・バーとしてコーヒー、スープやちょっとした軽食がふるまわれていた。残念ながら気が付いた時には長蛇の列で、もう並ぶ気もしなかった。コーヒーはすぐいただけたが、ちょっと残念。

彫刻の森美術館にはもう何度も来ているが、いつ来ても中学校の時の修学旅行ではじめて訪れた時のことを思い出す。当時みんなで写真を取った作品は今も覚えていて懐かしい。

Amma2011_01

 

 昼間の会場

 

 

さて本題のコンサートだが、今年の出演者はシンガー&ソング・ライターbirdさんと、ギタリストで音楽プロデューサーの鳥山雄司さん。bird、鳥山の鳥の鳥つながりの2人だ。恥ずかしながら名前を聞いたことがあるかな?くらいできまま仙人はよく知らなかった。演奏された曲(13曲?)もきまま仙人が曲目のわかったのはビリージョエルのJust the way you areくらい。聞いたことあるのもあと1,2曲。でもそんなことはどうでもよくて、すごくいいステージでした。場所も遅く着いた割にはいい場所が空いていて、ステージから10mの離れていなくて、演奏者の表情もわかるくらい。

はじめに4曲ほどbirdさん抜きで鳥山さんのギター演奏。中でも2曲はソロのアコースティックギターの演奏で、本当に夜の自然の中、寒いくらいの緊張感のある空気感と合っていてよかった。ソロ以外はパーカッションにウッドベース付き。パーカッションの鉄管をぶら下げたような楽器?の金属音もきらきらした感じで響いてました。そのあとbirdさんがギターとデュオ3曲。なかなか力強い歌声で、良かったです。残りは全員でセッション。

お二人は初共演のようで、リハも一度だけらしい。とくにMC部分がお互い気を使い合っているような、ちょっとぎこちない感じが逆に人柄が出て楽しかったです。なかなか演奏が難しそうな局をやっていたようで、見ごたえもありました。欲を言うとリズムのある曲はbirdさんには立って歌ってもらいたかったな。彼女は全曲座ったままのボーカルでした。ライブハウスとかならこのスタイルもいいのでしょうが、オープンな会場だし、座ったまま上半身を揺らしたり、足を踏みならしたりするだけよりも伝わると思うんだけどなぁ。

本当に楽しい秋の夜長でした。

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