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2011年7月13日 (水)

時計コレクション (番外32) Watch Collectors vol.1

先週に引き続いて創刊号だけのアンティークウォッチ雑誌を紹介したい。昨年12月(実際の発売は11月)に(株)交通タイムス社から発刊されたWatch Collectors vol.1。「業界唯一のアンティークウォッチ専門誌発刊、私流コレクションの愉しみ方」とされた雑誌の創刊号だ。

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この雑誌は1,500円。先週のantiques maniaxに比べ少し高い。後半に「歴史を刻み続ける傑作機百選」と「SHOP GUIDE」として広告ページというか、ショップのストック・商品を載せているが、やむを得ないとは思うが、いらない。むしろ相場がわかるような代表モデルの価格変動情報がわかる方がいい。

内容としては、まず「黎明期からの20年を語る、証言者たち」として、ケアーズの川瀬さんやシェルマンの磯貝さんなど、有名ショップの代表、スタッフの方のインタビュー記事で出店当時のことやメンテナンスの考え方のようなものが語られている。読み物として普通に楽しめた。

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     目次   川瀬さんのインタビュー

そして創刊号らしい、お約束ともいえる有名ムーブメントの紹介「名機礼賛」。写真もまずまずきれいでいい。

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     名機礼賛 パテックにオメガ

いいなぁと思ったのがもうひとつ「古式巡礼」。経年変化による文字盤の焼け、枯れの風合いについて語ったコーナー。アンティークならではだし、なかなかこういうことは雑誌にかかれない部分だったかも。

あと連載物として「アンティークロレックス新たな真実」、第一回はオイスターコスモグラフ。もうひとつ「現代の名匠たち」、第一回はローラン・フェリエ。アンティーク雑誌にもかかわらず2010年のバーゼルワールドのニューカマー。記事としては悪くないが、どういう意味なの?という気も。

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     オイスターコスモグラフの特集

次号は2011年4月下旬発売予定となっているが、未だ発売された形跡はない。この雑誌こそ、創刊号で終わるということのないように願いたいのだが。。。

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    傑作機百選  やはり30CHは外せない 

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