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2011年5月18日 (水)

時計コレクション (72) Seiko Chronograph (Cal.6138)

今日紹介するのは、SEIKOのクロノグラフ。諏訪精工舎で作られた2つ目のCal.6138搭載モデルだ。

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この1本を手に入れたのはかなり古く、おそらく初めて手に入れたセイコーの機械式クロノグラフだったと思う。平和島の骨董市で購入したのだが、1万6千円(当然オーバーホール歴不明、原則保証無し)だったと思う。一つ目のCal.6139のものや、70系に比べると少し高いものが多い。手巻き可、ピラーホイール式だからだろう。

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  ピラーホイール式のCal.6138

縦2つ目、ラウンドの文字盤にクッション型のインダイヤルが当時のモデルらしい。12時位置は12時間積算計、6時位置は30分積算計、3時位置にデイデイトの表示がある。曜日は英語とアラビア語の2ヶ国語表記(輸出仕様)。ダイヤル周にはタキメータが付けられている。茶、ゴールド系の文字盤が、ん~、、、今見るとどうなのかなぁ~という感じもする。

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 渋いカラーリング

 

 

「SEIKO CHRONOGRAPH AUTOMATIC」としか書かれていないペットネームのないモデルだ。(Speed-Timerとかの名前が付けられていない。)

ムーブメントCal.6138はNo.14のSeiko Chronograph Speed-Timer[クロ馬]で紹介したものと同じ。自動巻き(手巻き可)、6振動、ピラーホイール/垂直クラッチ方式のクロノグラフだ。Seikoのクロノグラフの系統やCal.6180についての説明は詳細はそちらを参照いただきたい。

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  ねじ込みの裏蓋   厚みはそこそこある

製造年は1977年6月、30年以上の前のモデルだ。購入後一度もオーバーホールをしていないものの、一応しっかりとしたビートを刻んでくれている。その後、クロ馬(No.14)などを入手したので、めっきり見ることもなくなった1本ではある。

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