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2011年5月11日 (水)

時計コレクション (番外28) 「黄金の頂き」セイコークレドール

今回は世界の腕時計のクレドールの特集ページを小冊子化した、クレドールの販促用に配られていた一冊を紹介したい。どこでいただいたか記憶が定かではないが、おそらくどこかの百貨店の時計売り場だったと思う。

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クレドール(CREDOR)はセイコーの74年に誕生した高級時計のラインで、この本は誕生25周年にあたる1999年に作られたものと思われる。

クレドールとはフランス語で「黄金の頂き」という意味から来たらしい。この本のタイトルはそこから来ているようだ。名前が示すように、クレドールは貴金属ケースや宝飾を施したモデル。「世界に通用する高級時計を---」というコンセプトで、日本ならではの美意識で作られている。まぁ宝飾系という点では、正直きまま仙人にはほとんど縁がない。こういう本で見る程度で十分かもしれない。

ただクロノ好きでもあるので、エングロービングされたスケルトンのクロノグラフは一目置いてしまう。欲しいかといわれれば、間違いなく欲しい一本だ。が、実物も見たことはあるが、やはり視認性はよくない。当然ではあるが、、、もうひとつミニッツリピーターのソヌリ(2006年バーゼル発表)は某時計博で音を聞かせてもらったが、たしかにいい。値段もおいそれと買えるような値段ではないが。ただ、この本が作られたのは1999年。残念ながらまだソヌリは掲載されていない。

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  スケルトンクロノなど主要モデルの紹介

この本を見ると、スイスの高級時計に負けない製品を作るにあったっての苦労が非常にあったということ。企画・開発者のインタビューなどもあるが、思い入れが感じられて面白い。やはり開発者の思い入れのある製品というのは、ユーザーにとっても魅力的だったのだろうと思う。

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  25年の歩み  語る  ムーブメント

機械好きにとっては、ムーブメントの解説・紹介はありがたいが、このあたりは読み物でしかないので、技術資料としてはあまり役に立たない。

もうひとつ面白かったのが、過去の広告を紹介してあること、ほとんど記憶に残っていたものはないが、長嶋茂雄氏などが起用されているものは時代が感じられて面白い。

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  広告  製造・組立

クレドールは、きまま仙人が購入を検討するようなラインではないので、この本を見る機会もほとんどないが、無償でこういうものがいただけるのは時計好きにはありがたい。

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