Trail Running Magazineの記事にひと言
昨日は疲れから午前中死んでいたが、今朝は早起きして白髭橋まで20キロのジョグ。少し走るには暑いくらいになってきたこともあるが、さして速いペースでもないのに後半はバテバテだった。花粉かほこりっぽさも気にはなる。
マラソンからひと月、たしかに少し走量は落としたが、もうちょっと走れてもいいかな?
今日本屋さんで雑誌を見ていると、Trail Running Magazineタカタッタ No.7に少しひっかかる特集があった。もちろん買っていないので、立ち読みの範囲でだが。
その記事は「日本アルプスを走る、愛でる」というもの。紹介されていたのは南アルプスの鳳凰山や北岳、北アルプスの槍ヶ岳や白馬岳など。きまま仙人の考えでは、安易にこういうコースを紹介すべきではないと思う。
まず、この特集を書いた人には、3000m級の山は、時には非常に怖い場であるという認識があるのだろうか? 山屋からトレイルランニングを始めたひとならまだいいかもしれないが、平地のランニングからやいきなりトレイルランニングを始めた人には、山の怖さがわかっていないと思う。たとえば気象の急変に対応する装備はトレイルランの通常装備で十分か? きまま仙人がこういうコースを(登山として)登るとき、防寒のウェアやツェルト、ヘッドランプ、非常食などそれなりの装備で行く。次に登山道へのダメージだ。歩くのに比べ、ジョグでは登山道への影響はより大きくなるだろう。また落石を起こす危険性も比較にならないほど大きい。さらに、紹介してあったコースは道が細いところを多く含む。人気コースなので、シーズンはかなりの登山者が歩く。はっきり言ってトレイルランニングをする人が増えるのは危険増加につながる。
たしかに、まぁ走れるかな?というトレイルを選んでいる点、また小屋などが多少あるコースである点は考えているのだろうが、歩いていても事故があるルート。安易な気持ちでは行かないでもらいたい。また、自然破壊や落石の発生などくれぐれも気を付けてほしい。以前はこの雑誌を買ったこともあったが、今回の特集は非常に腹立たしい。残念だ。
今日、有楽町に出た際、福島の野菜の即売をしていた。応援の意味も込めてきゅうりを買わせてもらった。農家の人もがんばってほしい。
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