岡本太郎記念館
今年は岡本太郎生誕100年ということで、いくつかの展示会やイベントが行なわれている。先日は某TV番組でも見かけた。作品を見たいのなら、近代美術館の岡本太郎展に行くのだが、TVで紹介されていた生命の樹の復刻したものを見たかったので、記念館の方に行ってみた。
が、が、が、、、ちょっとした勘違い。同じ規模のおおきさの復刻かと思いきや、小さな(20分の1)生命の樹の模型が展示してあるだけ。TVで紹介されていたのは何だったの??? ちょっと拍子抜け。
1/20の生命の樹
ただ小さいとはいえ、フィギュア製作では有名な海洋堂が復元したもので、単細胞生物から恐竜、人類まで、進化する生物がびっしり。それはそれでなかなか面白いものではあった。
もう少し、この生命の樹について触れておこう。その前にまずは1970年の大阪万国博覧会の話から。当時きまま仙人は大阪に住む小学生(低学年)。大阪万博は一大イベントだった。たまたま父親が仕事の関係で期間中某企業館で働くことになったことも大きいが、きまま仙人も万博に夢中だった。3,4回は行ったと思う。
その万博のシンボルが、岡本太郎の作った有名な太陽の塔。不思議なインパクトのある塔だった。残念ながら当時きまま仙人は中には入らなかったが、太陽の塔の内部に作られたのが「生命の樹」だ。気にはなっていた太郎の作品だが、今はもう存在しないし、それが復刻されたとなれば、一度見たいとは思っていた。
ちなみに岡本太郎記念館は、こじんまりとしているものの、庭にも太郎の作品があり、まぁ散歩がてら行くには悪くはない。アトリエも面白かった。ちょっと太郎の人形(蝋人形?)には驚かされるがご愛敬か。が、見ごたえというか、作品点数などを考えると600円はちと高すぎる気がする。
太陽の塔の模型
作品あふれる庭
表参道に行ったついでに立ち寄るならともかく、わざわざ行くにはちょっと、かな?
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