GPSの誤差?ライン取り?
今朝の雨を見て、東京マラソンが昨日でよかった。と心から思いました。今日の冷たい雨だと、走るのも辛かっただろうなぁ。。。(2010年よりはまし?)
さて、昨日の夜から今日と、腑に落ちない部分があって、昨日の東京マラソンのデータを分析してみた。すると、意外な落とし穴が見つかった。
そもそもきまま仙人は、主にタイム(時間)よりもキロ毎のGPSのペースを見ながら走っていた。その方が走りやすいからだ。トレーニングのときもそう。その感覚で走っていると、3時間10分は切れるペースのつもりではしっていたのだ。特に折り返してから35キロまではキロ4分20秒前後で走っていた。35キロ以降佃大橋の登りなどでも悪くてもキロ4分30秒はキープ。
ところが、、、40キロの時計をみると、約3時間1分。3時間前後ならグロスで3時間10分を切れると思っていたのに。精神的にも少なからずダメージがあったと思うし、正直そこからさらにペースを上げるだけの足も、気力もなかった。
なぜか、データを見ていて気がついた点がある。GPS(Garmin 310XT)の距離(スタートラインからゴール)の合計が42.965kmあるのだ。約770m長い。これは1キロあたり18.2mに相当する。例えば、この1キロの区間を4分25秒で走ったとして、距離測定値が1.0182mだと、4分20秒と表示されてしまう。GPSの測定値で割り戻すと、きまま仙人は3時間8分台で走っていたことになる。このことが感覚のズレの原因だったと思われる。どうりで速く走れているなぁと感じていたはずだ。
もちろんわかっていたとして、もっと前からペースを上げられたかどうかわからないし、40キロで精神的なダメージの差がどのくらいタイム短縮に繋がったかはわからない。そういう意味では、原因がわかってスッキリしたというべきか。
さて、ではこの表示距離(公式距離)とGPSの計測距離の差は、どうしてできたのだろうか? そもそも1.82%程度の誤差は、許容範囲なのかもしれない。また、道が曲がっていたりすると、ライン取りによって距離は多少長くなるだろう。水分補給や遅いランナーを抜くために蛇行することも少しはある。記憶が正しければ、マラソンルートの距離測定は、内側路肩から30cmのところの最短距離だったような。
これって今までのトレーニングも割り引いて考えないといけないってことかなぁ? 荒川でペース走をしたときとか、距離ポストがあるけど、こんなに大きな差は感じなかったけどなぁ。街中はビルが多くて誤差も多くなるとか? まぁわかったことは、レースでGPSのペースは信用しすぎてはいけないということだ。
もうひとつ、今回スタートロスが4年前より大きいことがわかった。スタートラインまでは15秒遅いだけだが、初めの1キロが4年前より1分近く遅い。(もちろん人が多くて、思うように走れなかったということ。) 何とキロ7分以上かかっている。これはネットタイムでもロスなってしまうので、痛かったなぁ。。。せめて5分強くらいで走れていれば、それだけでも余裕で10分を切れていたのに。。。
訂正)計算ミス発覚!7分以上かかっていたのは初めの1キロではなくて、スタートからでした。さすがにそこまでは遅くなかったですね。
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