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2011年1月28日 (金)

新燃岳噴火

新燃岳噴火のニュースを見て驚いた。まさに宮崎は口蹄疫、鳥インフルエンザに続き大変だろうと同情する。

新燃岳は鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山のひとつで、きまま仙人は2000年だから、もう10年以上前だが行ったことがある(HP参照)。印象に残っている場所だけに本当に驚いている。少し昔を思い出して、新燃岳についてコメントしたい。

きまま仙人は百名山ということもあり、霧島山の最高峰韓国岳(からくにだけ:1700m)に登る計画だった。もともとできれば坂本竜馬がお龍と新婚旅行で登った高千穂峰もぜひ登りたいと思っていたのだが、天候もよく韓国岳から見渡す新燃岳、高千穂峰がとてもすばらしく、時間的にも余裕があったので、そのまま高千穂峰まで縦走したのだ。同行した相棒には、少々ハードだったようで、かなり疲れてしまい、高千穂峰の登りに苦労した記憶がある。でも苦労した甲斐のあるすばらしいコース、山だった。新燃岳はその縦走路の真ん中あたりに位置する。

きまま仙人のホームページにアップしてある写真を見て欲しい。(山行記録もあるのだが、時間の関係でアップできていない。写真のみです。) 1ページ目初めの写真が韓国岳山頂からの写真。中央大きな臼のような火口の山が新燃岳だ。ちなみに左後ろのシャープな山が高千穂峰。神が降臨したとされる山で、山頂に竜馬が引き抜いた天の逆鉾がある神話の山だ。

2ページ目3枚目の写真が、新燃岳火口を覗き込んだもの。エメラルドグリーンの美しい火口湖の山だ。火口湖の手前、かすかに噴煙をあげている程度だったのに。噴火で街でも甚大な被害がでているし、このあたりの景色も一変しているのではないだろうか? また驚いたことにかなり離れた長崎や四国で空振(火山が噴火した際に発生する空気の振動現象)で窓ガラスが揺れたりしたとのこと。こちらも驚くばかりだ。

きまま仙人は山登りの中で、多くの活火山(浅間山や焼岳、雌阿寒岳、など)に登ったり、付近を通ったりしたことがある。もちろん基本的に安全なエリアなのだが。改めて自然の怖さと自然災害の被害のやるせなさを感じた。

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