« 35キロ走 | トップページ | 「坂の上の雲」のエンディングの撮影場所 »

2010年12月19日 (日)

SPACE BATTLESHIP ヤマト

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観てきた。正直あまり期待していなかったが、いやなかなか面白かった。

きまま仙人は、まさに宇宙戦艦ヤマトの世代だ。高校の時だったか、5人くらいで映画館にアニメ版を観にいって、いやはやみんなで涙したという記憶がある。テーマ曲やスキャットを聞くと本当に懐かしかった。

ガミラスに攻撃され、イスカンダルに放射能除去装置を取りに行くという大きなストーリーはそのままだが、細部はかなり異なる。もちろん違和感がある部分も多々あったが、全体的にはOKな変更が多かった。かなり人情物的要素が入っていて、少々くさい気もするが、なかなか感動できる。

実写だとどうかな?と思っていたが、戦闘シーンなどはCGですごく迫力があったし、世界観はかなりうまく出ていたと思う。

少し気になったのはスターシアもデスラーもアニメのイメージのキャラクターは出てこない。ここはちょっとどうかな~? 黒木メイサの森雪は、容姿はイメージに合っているなぁと思って期待していたが、キャラ設定はかなり違った。でもこれはきまま仙人的には気に入った。キムタクの古代進もよかったですよ。あと酔っ払いの佐田先生。男性ではなく高島礼子。これもよかったと思う。逆に今いちだったキャストは、、、、これは書くのはやめておこう。

ちょっと細かいところで何点か。ひとつは西暦2199年という設定なのに、徳川機関長レバーのようなものを前後させながら波動エンジン操作。まったくコンピュータを使っていない機械っぽいのがどうもなぁ。。。 つぎにヤマトというと操作室の前面上には巨大モニターがあって、デスラーがジャックしてメッセージを伝えるというか、交信する場面が印象的。そういう設定は一度もなかった。 あとはアナライザー。ヤマトでも重要なキャラだけにちょっとしっくりしないかな。その他にもいろいろあったが、まぁこのくらいにしておこう。

いろいろマイナスに思えるようなことも書いたが、はじめに書いたように、思っていた以上に楽しめる映画だと思う。少なくともきまま仙人的世代には、観にいっても損のない映画だと思う。

|

« 35キロ走 | トップページ | 「坂の上の雲」のエンディングの撮影場所 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: SPACE BATTLESHIP ヤマト:

« 35キロ走 | トップページ | 「坂の上の雲」のエンディングの撮影場所 »