時計コレクション (64) Citizen citta(Cal.0870A)
今回写真を撮るにあたって、初めて裏蓋を開けてムーブメントを見てみた。基盤の上にさらに刻印のされたプレートがあるので、もう少し外してみないとよくわからない感じだが、これ以上バラすのは自重した。
ムーブメント
機能はソーラー駆動の他、時刻表示、24時間表示、ストップウォッチ、アラーム、カレンダ。ファンクションボタン(4時位置)を押すと、6時位置の機能表示インダイヤルが4つのモード(時刻、ストップウォッチ、アラーム、カレンダ)が切り替わる。そのとき針がじんわりと動くのが見ていて楽しい。
時刻:
通常の中3針表示に加え、9時位置に24時間表示、3時位置に日付表示が付く。ただし、24時間表示は独立操作ができないので、ワールドタイム的に第2時刻の表示などはできない。また時刻あわせがボタンを押している間進むという電磁修正で、非常に時間を合わせずらい。(リューズを回してあわせる方式ではない。)
6時位置に機能切替表示
ストップウォッチ:
モードをストップウォッチにすると、中3針が12時に位置にそろい、秒針がクロノグラフ針、12時位置のインダイヤルが分積算計表示となる。ただし計測停止時に10時位置ボタンを押すと、1/20秒表示がされる。この12時位置のインダイヤルは、分積算計としては外周目盛り(1周60分)を使い、1/20秒表示のときは内周目盛り(1周1秒)を使う。これが非常に読みづらい。また60分までの計測しかできず、60分たつと勝手にクロノグラフが停止することはいただけない。
アラーム:
長短針でアラーム設定時刻が表示される。この際、24時間表示も連動しているので、昼夜の区別が付くのがいい。秒針は1時2時位置当たりでアラームのON/OFFの切り替えを表示する。
アラームAM6:00の設定
カレンダ:
小窓でデイト表示もされるが、針で月の表示も可能だ。秒針が月を指す。長短針は時刻表示のまま。月データを保持しているので、閏年の2月末以外は日付調整をする必要がない。
その他充電に関する警告機能がある。
裏ブタ
多機能で価格の割りに作りもいいし、デザインも悪くはないと思うが、使い勝手はあまりよくないというのが正直な感想だ。しかし、きまま仙人は休日など今でもたまに使用するお気楽な1本である。
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コメント
自分も同じものを持っています
保証書によるとやはり99年に買っています。
16年たった今でも時間も正確にちゃんと動いていますよ。
CITIZENのファンになった時計でもありますね。
今はメインでプロマスターのナビホーク2241(こちらも13年間使用)を使っていますが、cittaの青い文字盤もたまには楽しんでいます。
投稿: もん吉 | 2015年6月14日 (日) 21時02分