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2010年10月 6日 (水)

時計コレクション (64) Citizen citta(Cal.0870A)

今回紹介するのは、Citizen citta。太陽光で発電するEco-Driveの初期の頃の1本だ。もちろんクォーツ式。

この時計を購入したのは、90年代後半、おそらく99年。まだ機械式時計にここまでは溺れていなかった!頃だ。止まらないということでソーラー駆動に惹かれたのと、青文字盤の普段使いの時計が欲しくて購入した。「シッタ」の初代モデル。値段の割に風防がサファイヤガラスだったり、ブレスなどもしっかりしている。写真では伝わるかどうか不安だが、文字盤の鮮やかな青色は綺麗だと思う。

64_citizencitta_01_s  

 

 ブルーの文字盤がきれい

 

 

 

今回写真を撮るにあたって、初めて裏蓋を開けてムーブメントを見てみた。基盤の上にさらに刻印のされたプレートがあるので、もう少し外してみないとよくわからない感じだが、これ以上バラすのは自重した。

64_citizencitta_02

 

 ムーブメント

 

 

機能はソーラー駆動の他、時刻表示、24時間表示、ストップウォッチ、アラーム、カレンダ。ファンクションボタン(4時位置)を押すと、6時位置の機能表示インダイヤルが4つのモード(時刻、ストップウォッチ、アラーム、カレンダ)が切り替わる。そのとき針がじんわりと動くのが見ていて楽しい。

時刻:
通常の中3針表示に加え、9時位置に24時間表示、3時位置に日付表示が付く。ただし、24時間表示は独立操作ができないので、ワールドタイム的に第2時刻の表示などはできない。また時刻あわせがボタンを押している間進むという電磁修正で、非常に時間を合わせずらい。(リューズを回してあわせる方式ではない。) 

64_citizencitta_06

 

 6時位置に機能切替表示

 

 

ストップウォッチ:
モードをストップウォッチにすると、中3針が12時に位置にそろい、秒針がクロノグラフ針、12時位置のインダイヤルが分積算計表示となる。ただし計測停止時に10時位置ボタンを押すと、1/20秒表示がされる。この12時位置のインダイヤルは、分積算計としては外周目盛り(1周60分)を使い、1/20秒表示のときは内周目盛り(1周1秒)を使う。これが非常に読みづらい。また60分までの計測しかできず、60分たつと勝手にクロノグラフが停止することはいただけない。

アラーム:
長短針でアラーム設定時刻が表示される。この際、24時間表示も連動しているので、昼夜の区別が付くのがいい。秒針は1時2時位置当たりでアラームのON/OFFの切り替えを表示する。

64_citizencitta_05

 

 アラームAM6:00の設定

 

 

 

カレンダ:
小窓でデイト表示もされるが、針で月の表示も可能だ。秒針が月を指す。長短針は時刻表示のまま。月データを保持しているので、閏年の2月末以外は日付調整をする必要がない。

その他充電に関する警告機能がある。

64_citizencitta_04

 

 裏ブタ

 

 

多機能で価格の割りに作りもいいし、デザインも悪くはないと思うが、使い勝手はあまりよくないというのが正直な感想だ。しかし、きまま仙人は休日など今でもたまに使用するお気楽な1本である。

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コメント

自分も同じものを持っています
保証書によるとやはり99年に買っています。
16年たった今でも時間も正確にちゃんと動いていますよ。
CITIZENのファンになった時計でもありますね。
今はメインでプロマスターのナビホーク2241(こちらも13年間使用)を使っていますが、cittaの青い文字盤もたまには楽しんでいます。

投稿: もん吉 | 2015年6月14日 (日) 21時02分

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