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2010年8月16日 (月)

日高山脈の最南端、太平洋を望む花の山、アポイ岳(8月1日山行記録(1))

登山前日のブログにも書きましたが、みなさんはアポイ岳って知ってますか? 日高山脈の最南端、襟裳岬に近い海沿いにある、わずか810mの低山です。でもこの山はヒダカソウなどの固有種やアポイアズマギク、アポイマンテマなどこの山の名を冠した花が10種類以上もあるという有名な花の名山(花の百名山)です。カンラン岩という塩基性の土壌であることや海に近いことによる気候(濃霧や強風)のため、奇跡的とまでいわれる特殊な条件が幸いし、1,000mもない低山であるにもかかわらず、ハイマツや高山植物が多数見られます。

まずルートとコースタイムは以下です。現在は植生保護のため、南側の幌満登山口-幌満お花畑間が通行禁止になっています。

ビジターセンター7:28-五合目休憩小屋8:32-馬の背9:18-幌満分岐9:31-10:03アポイ岳10:20-幌満お花畑10:41-幌満分岐11:05-馬の背11:17-五合目休憩小屋11:37-12:32ビジターセンター

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今回北海道入りしてから最初の登山予定日の天気予報は雨。いきなり休養日にはしたくなかったので、予定を変更して、一番小降りそうなエリアで一番コースタイムの短いアポイ岳に登った。移動中、様似町あたりからは、すぐにその姿が確認できたが、海から立ち上がるアポイ岳の姿はなかなかいい。

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 海岸線の国道からのアポイ岳

 

 

○8月1日(日)小雨(降ったりやんだり)

朝目覚めるとやはり雨、覚悟はしていたものの正直がっかりだ。車の中で本を読みながらしばらく様子を見るも、少し小降りになったかと思うと、また降ってくるという繰り返しだった。7時28分、ほとんどあがったタイミングで駐車場を出発。登山者用駐車場はビジターセンターのすぐ近く。雨のせいか3台ほどしか停まっていなかったが、みなさん出発したようだ。

しばらくは林道を進み、小さな沢を渡って登山道(旧道)に入る。外来植物の侵入を防ぐため、靴底を洗う看板があり、ブラシが置いてある。もちろん仙人も靴底を洗い登りはじめる。エゾマツやゴヨウマツの樹林帯で、雨が降り出した感じがするが、木々に遮られてさほど気にならない。足元にはササやコケ、時折キノコやハクサンシャクナゲが迎えてくれる。家族連れも訪れる山だけあって、道も整備されていて、休憩用のベンチなどもある。2合目、3合目と各合目に標識があるのもいい。また時折クマ用の鐘が吊るされていて、鳴らすとなかなか大きな音が鳴る。登山者がそれぞれ鳴らしていたら、うるさいかもしれない。

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   ハクサンシャクナゲ   熊除け用鐘

緩やかに高度を上げていくと、クルマユリなどが見られたが名前のわからない花が多い、(雨だということもあったが、) 樹林帯の間は特にどうということもなく淡々と登った。1時間ほどがんばると五合目の休憩小屋に到着。湿度も気温も高いせいか、既に汗びっしょり。小屋に入って少し休憩。小屋の中は土間にテーブル、ベンチというつくりでまずまず綺麗だ。小屋からは樹林帯を抜け、視界が開ける。ここからアポイ岳頂上が望めるが、そのときはガスの中だった。(帰路は時折姿を見せることもあった。)

ここからは見晴らしのいい尾根を登っていく。階段状に整備されているところが多い。周囲にはカンラン岩と思われる大きな岩々も。植生もガラッと変わる。キンロバイやイブキジャコウソウなどが歓迎してくれる。そして、、、あった!アポイマンテマだ。この山域にしか咲かない固有変種だ。特徴的な形はすぐにわかる。が、雨のせいもあり、しかも小さくて風に揺れるので、なかなか綺麗に撮れない。

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   イブキジャコウソウ   アポイマンテマ   キンロバイ

樹林帯を抜けたので、はじめ雨がパラつくと少し気になったが、幸いにもほとんどやんでくれた。勾配も急になり、振り返るとどんどん小屋が小さくなっていく。気がつくとガスの中薄っすらと海岸線が見える。太平洋だ。快晴だったら気持ちいいだろうなぁ~と思うとちょっぴり残念。

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 七合目付近
 

 

ちょっと長くなってきたので、続きは明日。

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受信: 2010年8月17日 (火) 03時49分

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