花の名山、秋田駒ヶ岳散策(7月17日山行記録(1))
元々は焼石岳に登る予定で計画していたのだが、仕事の都合で金曜夜一席が入り、アルコールが入ったのであきらめてひと寝入り。3連休だから渋滞だけは避けたいと思い、4時に自宅を出発。さすがに焼石岳は時間的に厳しいので、那須あたりをぶらついて行こうとかと考えていたが生憎の曇天。気乗りせず今日は移動日と諦めて阿武隈P.A.でうとうとz z z あくまで今回の3連休の目的は早池峰なので。
20~30分も寝ただろうか?暑いなぁと思って目覚めると青空が!!! えっ!
青空を見ると急に歩きたくなって再検討。那須は少しだが戻ることになるし、とガイドブックを開いてしばし悩む。。。がんばって秋田駒まで行こう!秋田駒は8合目までバスで行けるので2~3時間程度の周回散策コースが取れる。2時くらいまでに着けば何とかなる? おまけに行ったことの無い花の二百名山。距離はかなり遠いが1時には着けるだろうと。。。
少しでも寝たせいかそのあとはがんばりました。結局12時くらいにバス乗り場のあるアルパこまくさにつくことができた。マイカー規制がされているので12時22分のバスで8合目へ。ただこのバス往復1,200円はちと高いなぁ。バスを待つ間、売店で100円のパンフレット(地図付き)を購入。秋田駒は予定外だったので、ガイドブックをそのまま持ってきていたので、見やすい傷んでも気にならないものがあったほうがいいかなと。
アルパこまくさ
○7月17日(晴れ時々曇り)
8合目は標高1,300mもあるというのに、今日はすごく暑い。もっとも午後から歩き出すなんていうのも、最近記憶にない。バス停には既に帰りのバスを待っている人の列が出来ていた。ただ雲は多いものの空は青く、視界の開けた感じは非常に気持ちいい。着てよかった。
秋田駒は花の名山、高山植物保護地帯だけあって、散策前に水場で靴の底を洗う。外部から種子などを持ち込まないためだ。最近こういうところが増えてきた。もちろんきまま仙人も靴底を洗って、12時51分散策開始。まずは片倉山(展望台)に向けて登る。笹やナナカマドなど低木が繁る道の脇にハクサンチドリやシロバナニガナなどがさっそく歓迎してくれる。ほどなく新道、旧道の分岐となるが、仙人は花の多い新道を選んだ。荒涼とした旧道も面白そうではあった。
荒涼とした旧道方面
シロバナニガナ ハクサンチドリ カラマツソウ
分岐からもうしばらくは緩やかな登りが続く。緩やかだが、暑いので汗びっしょり。多くの登山者とすれ違うが、ちょっと軽装過ぎる?という感じの人も多い。やや観光地化しているのが興ざめか。たしかに、こんなに簡単に高層の花の楽園に来られると、登山者でなくても来たいと思うだろうなぁ。緩やかな起伏の緑の丘陵や歩き始めた8合目の駐車場が下に見えるようになってくる。さらに登ると、北東に見える特徴的なピークが乳頭山(烏帽子山)のようだ。カラマツソウ、ミヤマシシウド、ミヤマダイコンソウ、ハクサンシャジン、ハクサンボウフウ?(シラネニンジン?)、トウゲブキ?(マルバダケブキ?)、花はもう少し先だがアザミ(種類は確認中)など、どんどん花が出てくる。
8合目駐車場も見える
片倉山の展望地に近づくと、左手に均整の取れた男女岳が青空に映える。また右眼下には田沢湖も。他の低山はよくわからないが八幡平や森吉山、太平山だろうあたりか? 風が気持ちよくの~んびり展望を楽しみたいところだが、景色は歩きながら楽しみ先をいそいだ。
男女岳
眼下に田沢湖
長くなってきたので、今日はここまで。
次回に続く。。。
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