民主大敗、スペイン初優勝！

昨日の参院選では、予想通り民主党の大敗。もちろん選挙には行ったが、今回はいつも以上に投票先は迷った。結果は思っていた以上に自民、みんなの党が勝ったとは思うが、まぁまぁ予想された範囲内だろうか？

今回は民主党不信任という結果が出ただけ。その受け皿も本当に弱かった。結果として選挙に行かないか、自民・みんなに流れたに過ぎないと思う。まぁみんなの党は多少支持された部分もあるといえる勝ち方だとは思うが、自民党は間違っても自分達が支持されたとは思わないでもらいたい。

ＴＶなどで主張を聞いていても、国民新党や社民党、共産党は（投票先として）論外としか思えない。日本創新党がもう少し伸びるのか？とも思ったが、やはり露出が少なすぎた感じがある。中田氏らは議席が取れなかったことで、今後どういう活動をしていくのだろうか？

昨晩から選挙速報を見ていて、気になる点を幾つかあげたい。ひとつは消費税発言と菅首相の責任問題。きまま仙人は、無党派層は菅首相の消費税発言にそれほど影響されていないだろうと思う。事実自民党は議席を伸ばしたし。消費税率アップはやむなし、あるいは税制の議論が必要ということを認識している人は多い。問題なのはその前にまだやることがあるだろうということと、ビジョンの提示がないことだ。何にいくら使う、どういう構成で税を徴収するといったことだ。

少なくとも無党派層は菅首相の即交代などということは望んでいないと思う。菅首相の責任以上に鳩山・小沢の責任を問うべきだ。首相がまた代わるのは、国際的にもよくない。逆に小沢氏に引退してもらいたいと思っている無党派層は多いはずだ。民主党内での権力争いなど愚の骨頂だ。

とはいえ菅政権に今ひとつ期待できないのも事実。何とかならないものか。。。

次に今後の国会運営。自民か公明党あたりとちゃんとした法案審議をしてもらい、必要な法案を速やかに通してもらいたい。（みんなの党だけでは過半数が取れない）　が、時間はかかりそうだし、自民は足を引っ張ることしか考えていなさそうだからなぁ。。。郵政法案などは郵便局の関係者以外は、ほとんどの人が今の案では賛成していないと思うので大きく見直してほしいのだが。

さて、気の重い話はこのくらいにして、Ｗカップ決勝の話も少ししておきたい。結果しか見ていないので内容はコメントできないが、まずはスペイン優勝おめでとう。前回大会決勝のようなＰＫ戦でなくてよかった。録画してあるので、試合は近いうちに見たいと思う。オランダを応援していた仙人にとっては、少しだけ残念だ。が、スペイン優勝も非常にうれしい。サッカーも新しい時代が来たように感じられる。

タコのパウル君の予想が人気だが、きまま仙人も決勝トーナメントは予想（希望？）してみた。結果は１６試合で１２勝４敗。はずしたのは、決勝の他、米国－ガーナ、日本－パラグアイ、アルゼンチン－ドイツ。パウル君には及ばないが、まずまずではないかな？

今回は本当に新しいＷカップになったと思う。初が多い。アフリカでの開催、スペインの初優勝（欧州以外の開催で初の欧州チームの優勝）、開催国１次リーグ敗退、日本や韓国の自国開催以外での決勝トーナメント進出、４位チームからのＭＶＰ選出、などなど。自国開催以外の初優勝というのも５０年以上も前の（西）ドイツとブラジルだけだ。

スペインやオランダのサッカーは攻める姿勢がよく出ていて見ていても面白い。スペインの場合は守備も堅い。スペインは体格的にも日本に参考になる点は多いように思う。こういう華麗といわれるサッカーがＷカップで勝つということは、サッカーがどんどん面白くなっていくと思う。いいことだ。

次回ブラジル大会では、当然ブラジルやアルゼンチンが目の色を変えてくるだろう。今から楽しみでもある。