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2010年5月28日 (金)

奥多摩の名山を訪ねて大岳山、御前山(5月22日山行記録(2))

大岳山、御前山の参考記録のパートⅡ

大岳山に到着したところから、後半の奥多摩湖までの記録。思ったよりもハードなコースでした。

パートⅠはこちら。

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 大岳山山頂からの富士山

 

 

 

大岳山山頂からは南から西方面の展望が開け、白い頂の富士山が目に飛び込んでくる。疲れの吹き飛ぶ瞬間だ。ただ、春山特有のもやっぽい感じで、天気はいいのだが、クリアな大展望には程遠かった。富士山以外のピークもよくわからない。帰ってから写真とカシミールを比較して確認しよう。(遠景は見えていないのでめぼしい山は三頭山くらい。)

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 富士山が美しい

 

 

仙人が山頂に着いたときには誰もいなかったが、くつろいでいると御岳山方面から相次いで数人登ってきた。雑談をしながら景色を堪能するが、ここは虫が多い。バナナ、パンで後半戦のエネルギー補給。ちょっと怖かったのは、クマバチのような大きな蜂がいたことか。(クマバチはスズメバチほどは怖くない。) 日差しが暑く焼けそうだ。ちょっと人が多くなってきたので、御前山方面に引き返す。

鋸山付近まで来た道を戻る。方向としてはハセツネの逆になるが、フラットなところや軽い下りはジョグしてみる。悪くない。鋸山のピークは迂回し、大ダワへ。ここは鋸林道がきているので車で上がってこられる。林道を横切り再び登り返す。ここから鞘口山まで30分ほど登る。かなり疲労も溜まってきていて、登りは足が重くなってきた。ヤバイ! 意図的にややペースを下げて、確実に登った。10時48分鞘口山着。少し時間的にも余裕が出てきた。ベンチがあったので、腰をおろしてしばし休憩。

またまた一旦下って御前山に登り返す。ペースが速かったのか、暑かったのか、登りが重い。展望も花も少ないのが、このコースは辛い。登りきったら、あとはほとんど下り、、、、と言い聞かせて黙々と歩く。さすがに今日は人が多く、結構登山者とすれ違う。さすがにトレイルランの方も何人かすれ違った。避難小屋の分岐を分けると、人が一気に増え10分ほどで11時46分、1405m御前山山頂到着。本日の最高地点である。山頂は多くの登山者で賑やかだった。ちょっと戸惑う。ここも展望はほとんどない。山頂周辺は植生保護のため、ロープで区切られている。カタクリで有名な山なようだが、時期が遅いのかまったく花は見当たらない。ベンチがあったので座っておにぎり、パンを食べながら休憩。隣に座った単独行の方と雑談するもどうも落ち着かない。

ここから奥多摩湖へ大ブナ尾根を下る。惣岳山でハセツネのコースと別れ、急斜面をくだる。ここを登るのもなかなかきついだろう。さすがにバテバテのオバサン、オジサンも多かった。ハイキング気分で来て、この急登だと、かなり辛いだろう。一部を除いて悪い道ではない。仙人は走れそうなところは、小走りでブレーキをかけないように降りた。さすがに下るだけだと思うと、少し元気が出てきた。ただ、奥多摩湖を見下ろしながらかと思いきや、木々の間から申し訳ない程度にしか見えない。がっかり。

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 フデリンドウ

 

 

惣岳山から40分ほどで、テレビモニター施設?の横に少し開けたところが。ここがサス沢山(指沢山、940m)だった。ここからの奥多摩湖はすばらしい。正直今日の山行で展望がよかったのは大岳山とここだけ。しばし眺めを堪能。ほどなく、外国人10人くらいの集団が。話している言葉を聴くとロシア人? 歓喜の声をあげるので、うれしくなって一緒に喜ぶ。ロシアの方ですか?と聞くと、「それもいます。」とちょっと片言の返事が。どういうグループかは聞かなかったが、いろんな国の人がいたようだ。アジア人らしき人は見当たらなかったが。

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 サス沢山からの奥多摩湖

 

 

さらに下ると木々の間からダムも見えてきた。最後に一本休憩を入れ、正直へとへとになって13時46分、奥多摩湖(小河内ダム)に到着。いきなり観光客もたくさんの世界にかなり興ざめ。そのままバス停まで行って時間を確認。少し時間に余裕があったので、ダムの展示館に行き、(展示を見る元気も無く、)冷たいお茶を買って一気飲み。いや気持ちいい。車でなかったらビールと行きたいところだったが、、、

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    藤棚がきれい   小河内ダム、一番奥が御前山

幸いバスは座ることができた。うれしいのはバスもPasmoが使えること。バス、JRを乗り継いで無事鳩ノ巣へ。

帰りに奥多摩のもえぎの湯へ。ところが、、、混雑で30分待ちとのこと。待った上にゆっくり浸かれないのではないかと思い、調べて昭島のスーパー銭湯、湯楽の里へ。ここはなかなかよかった。天然温泉ではないものの、駐車場も広く、お風呂が面白い。サウナ、水風呂、ジャグジー、寝湯、露天岩風呂などよくあるものの他に、うたた寝湯(岩盤の床にお湯をさらさらと流している湯)、壺湯(一人用の石製の湯)、腰掛湯(背中にお湯の流れるベンチ型の湯)など。壺湯に入るときにお湯がざっと溢れるのは気持ちいいし、うたた寝湯は初めこそお腹が冷える感じがしたが、慣れると最高、本当にうたた寝してしまった。料金は土日は780円。

のんびり山歩きが、かなりハードになってしまったが、最後にゆっくりお風呂に入り、充実した山行になった。ただ、花や紅葉、残雪の季節、トレランなどならいざ知らず、ちょっと単調で退屈なコースかなという印象は否めない。そこが少し残念だった。

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