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2010年5月20日 (木)

タイ騒乱

15日にも少し触れたが、タイの情勢が本当に危険だ。タクシン元首相派のデモ自体は解散されたが、納得いかない一部の残党が暴徒化している。今は夜間外出禁止令まで出ている。ニュースを見ると伊勢丹のあるチットロム周辺は、噴煙があがり、とんでもない状況だ。そうとうなダメージだと思う。予断を許さない危険な状況だ。

うちの事務所のすぐ近くというわけではないが、他人事で見ていられないエリアだ。もちろん何回か行ったこともある。今はそのエリアだけではなく、バンコク市内はどこで何があってもおかしくないかもしれない。

うちのタイの事務所も完全に閉鎖して在宅勤務にしている。スクンビットにある客先のオフィスも閉鎖になったようだ。一部の日系企業は、社員を一時帰国させはじめたとのこと。うちも現地の状況によっては、そういう決断もありえる。いや参った。

まずは社員の安全が第一なのはもちろんだが、プロジェクトが完全に遅れ始めている。対策云々よりも、まずは治安・情勢が安定してくれないと。。。。ここ数日の推移を注視したい。

タクシン元首相派に不満があるのはよくわかるし、早期の総選挙を要求しているのも理解できる。しかしこういう方法しかないのだろうか? アピシット首相側もこういう対応しかできなかったのだろうか? 両派の争いは結果としてタイという国には大きなマイナスになっている。もっと広い視野で判断できれば、、、、これは日本の政治家にもいえるかも?

今月下旬か来月上旬には、またバンコクに出張に行くつもりだったのだが、今の状況では渡航できない。しかし、治安が落ち着いたら、早々に一度行って直接状況を見てきたいとは思う。

いや本当に参った。判断が難しい。。。今日はただの愚痴だったかな。

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