朝のパイプオルガン
今朝のような雨の日は、傘を差す距離を短くするために、ららぽーとの中を通って出勤する。
まだ開店前でお店は開いていないが、親子ずれがキッザニアに並んでいるので、人もいるし、静かではない。今日は子供たちの声に混ざって、パイプオルガンの音が鳴っていた。
ららぽーとのパイプオルガンは、1900頃(忘れちゃいましたが1907-9年頃)ロンドンのある教会にあったものだそうです。その後戦争を避けるために分解されて保存されていたものを組み立てなおしたらしい。ということは約100年前のものということだ。初めて知ったときは、見た目以上に古いものだということに驚いた。どこまでオリジナルなのかはわからないが、年代のわりにはすごくきれいだと思う。
音もなかなかいい。このパイプオルガンは、毎日かどうかは知らないが、休日には日に2度(か3度?)生演奏が行われる。弾き手によっては、ちょっとどうなの?っていう人の場合もあるが、ちょっとうれしいサービスだ。
今朝はおそらくその練習?(試し弾き?)だったと思う。もちろん出勤時なので、時間に余裕があるわけもなく、立ち止まることもなく通り過ぎた。楽曲が何かもわからなかったが、重厚なパイプオルガンの音を聞いただけで、ちょっとだけいい朝になった感じがする。
雨の日の小さな楽しみかも知れない。
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