風が強く吹いている

遅い便だったので先ほど、ローカルタイムで日付が変わってバンコクのホテルに無事着きました。

今回はなかなかいいフライトでした。値段はやや高いですが、ＡＮＡで来たので、オンデマンドの端末があることや食事、サービスとも改めてタイ航空とは差があるなぁと実感です。最近ＪＡＬは乗っていないので、比較できませんが。今回は前よりもサービスが良くなった印象があります。

まず食事は明らかに日本人には合いますし、質・量とも上です。今回はシーフードのトマト煮＆サフランライスというのを食べましたが、なかなか美味しかったです。

それと細かい気の使い方はさすがＡＮＡだと思いました。たとえば、食事のあと、コーヒーをもらったのですが、砂糖ミルクを断ったのですが、夜食のような感じでアイスクリームが出たときに再度コーヒーをいただくと、「ブラックでよろしかったでしょうか。」と憶えていてくれました。これはなかなかうれしかったです。隣の人はアイスクリームを受け取りながら、食べずに寝てしまい、一旦片付けられてしまいました。おそらくかなり溶けていたと思うので妥当な判断だと。そうすると、その人が目覚めたときに「おやすみになっておられたので、片付けましたが、アイスクリームをお持ちしましょうか？」、と。この気の使い方には感激しました。正直少し高いくらいなら、次回もＡＮＡにしようと思います。値段の差が大きいとやっぱり安い方、、、となりそうですが。

あと、映画やドラマ、音楽もかなりタイ航空とは差があります。本を読んでいた時間が長かったのですが、一本だけ映画を見ました。邦画で「風が強く吹いている」。弱小大学の陸上部が箱根駅伝を目指す青春物です。もともときまま仙人はランナー（乱ナー？）であることと、原作者が「まほろ駅前多田便利軒」の三浦しおんさんということで、見たいと思ってた映画だったので。いやなかなか良かったです。ストーリーそのものは陳腐な青春ドラマなんですが、三浦さんのスパイスの効いた味付けなのか、映画がうまくできているのか、何度か泣いてしまいました。高校、大学時代を思い出したり、、、、役者さんのランニングフォームも悪くなかったですよ。

もうひとつ、隣の人も結構飲んでいたこともあり、我々の席に何度かおかわりはどうかと聞きにきてくれたので、仙人はワインを4本（シャルドネの白１本にカベルネソービニオンの赤を３本）も空けてしまいました。隣の人は白ばかりでしたが、仙人よりも１，２本は多いはず。いや機内で（しかも一人のときに）こんなに飲んだのは久々です。

まぁ初日はいい感じで移動できたので、明日から気合を入れて仕事です！