結婚式 初めての主賓スピーチ
今日は会社の部下の結婚式。1月以来、結婚式は今年2度目だ。
結婚式はいいのだが、初めて主賓としてスピーチした。新郎側なので、二人のプロフィール紹介の直後に。プレゼンなどで話すこと自体はある程度慣れているが、さすがに緊張した。出来に関しては、まぁ不満もあるが、それでも無難にこなせたとは思うので、正直ほっとしている。
部下といっても、直接指導している部下ではなく、間にもうひとりリーダーがいるので、なかなか披露宴向けのいいエピソードがなかった。一応昨日の夜、会社でなんとか原稿を作ってプリントアウトして帰宅。家でちょっと練習したところ、まず長い、おまけに読み直すとどうも笑いを取るつもりで入れた部分が浮いている、さらに今ひとつ伝わりにくい。結局昨日の夜何度か書き直し。さらにベッドに入ってからも考えながら、、、今朝も起きてからまた書き直し。何とファイルはVersion5まで。
大阪人としては、笑いをある程度取って場を和ましたいとは思うのだが、主賓だしなぁ。結局、笑いをとる部分は1ヶ所、しかもコンパクトに。格言系のパートは全面カット。新郎の仕事ぶりを説明する部分と、彼の良さが伝えられる部分に絞って文章を推敲。(この内容の選択は結果的によかったと思う。)
現地についてからも、何となく式の間は落ち着かなかった。が、会場が比較的コンパクトで、最近の結婚式らしくフレンドリーな雰囲気があったので、会場的にはやりやすそうだった。係りの人が立ち位置などを説明してくれたときに、マイクはスタンドではなく持たせてもらうことを依頼。両手が空くよりもマイクを持った方が話しやすいかなとと思って。
そしていよいよ本番。出だしの形式的な挨拶はガチガチ。心臓バクバクでマイクを持つ手も心なしか震えて。。。でも新郎新婦とご両家ご両親が立たれていたので、座っていただくようにひと声、座るまでちょっと間を取れたことがよかった。あとは緊張しつつも、普通に話せた。お世辞でも同卓のメンバーからいいスピーチだといってもらえたので、ほっとした。主賓のスピーチくらいで、こんなに余裕がないのはどうかとは思うが、いや~でもいい経験だったかもしれない。
1月の結婚式でも最近の結婚式は変わってきたなぁ~と感じたが、今回もまた初めて見る企画が多く面白かった。一つは人前式。会場はチャペルなのだが、牧師さんはいない。賛美歌も歌わない。誓いの言葉や、指輪交換、承認書?(承認者は参加者全員)、、、慣れないせいか、ちょっとしまりがないというか違和感を感じたが、まぁこういうスタイルもありかなぁ。指輪については長いリボンに通して、来客が会場の後ろから前に送るという趣向があった。指輪を間近に見れるのがうれしい人はいいかもしれないが、仙人にはあまりいい企画には感じられなかった。
二つ目はシャボン玉シャワー。ライスシャワーではなく、参加者に小さなウェディングケーキ型のシャボン玉セットのようなものが配られ、新郎新婦が通るときにシャボン玉を両側から飛ばして祝うというもの。これは天気がよかったこともあるが、なかなかよかった。初めは少し気恥ずかしいというか、シャボン玉かぁと思ったが、やってみるとシャボン玉って楽しい!
三つ目は人前式、シャボン玉シャワーの後、ガーデンティーがあったこと。これは親族の写真撮影を待つということもあるのだが、その後新郎新婦と来客者も写真を撮る時間がある。考えてみるとお色直しがあるので、今まではウェディングドレス姿の花嫁と来客者が自由に写真を取る時間はなかったかも。
もうひとつ、これは企画ではないのだが、新郎のおとうさんはアメリカ人で、演技かどうかはわからないが、たどたどしい日本語でユーモラスなスピーチ。これは受けた!
あと、料理は普通においしかったです。が、自家製のパンくらいで、特筆するものはなかったかな。むしろデザートビュッフェが充実していたかも。仙人はさすがにケーキをひとつもらっただけですが。
桜こそまだ咲いていませんでしたが、気持ちのいい青空、気持ちのいい参加者のいい結婚式でした。
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