S90の操作性について最近思うこと。。。
最近G10の使用頻度が低い。山のシーズンオフに入り、普段の撮影だと持ち歩きも楽だし、S90の方が綺麗だからだ。今回はS90の操作感について、最近使っている上でのコメントをしたい。
きまま仙人が通常使うのは、たいていがAv(絞り優先)モード。たまにPモードで撮ることや、他のモードを試すこともあるが、何も考えずにAvモードで撮ることが多い。そのとき設定変更するのは、頻度の多い順に1.絞り値、2.露出補正、3.感度。その他はほとんど変えない。ちなみにRAWを使う場合はカスタムモードにAv+RAWで設定してあるので、ダイヤル操作で切り替えているだけで、基本的にはAvモードだ。
そこでコントローラーリングで絞り、コントローラーホイールで露出補正を操作。絞りをリング側の方が使いやすい気がする。となると感度を変えるときはコントローラーリングの操作設定を上部の切り替えボタンを押して、変更してから感度操作をすることになる。これがどうしても面倒。G10(G11)の場合、露出補正/感度とも専用ダイヤルがあるので、このあたりの操作性は格段にいい。もちろんコンパクトさなどを優先しているのだから、これはこれで割り切ってはいる。あと以前にも書いたが、前面のコントローラーホイールは軽すぎて誤操作しそうなので、もう少し使いやすくなればと思う。
で、だ。そもそもこのようなコンデジで絞りを優先したい理由は何だろう? 再考してみた。たしかに背景のぼかしや深いピントを使い分けたいというのはある。が、そもそもこのような小口径レンズだと得られる効果はそれほど大きくないケースが多い。時計を撮る時などは、光量の関係で、手持ちの場合は粗さを犠牲にして感度を上げない限り大して絞り込めない。だとすると絞りを優先したいのは、一眼レフ(銀塩)の頃の慣れだけなのか? 前のXYIだとAvやTvはなかったので悩むこともなかったのだが。 そこでPモードを常用して、露出補正と感度を中心に操作するという使用法はどうなのだろう? 意外と大差ない写真が撮れそうな気もする。こういう点でも、S90というカメラは今までとちょっと違う使い方、言い換えると少々微妙なカメラだ。それだから楽しい部分もある。
まぁ使い方もそこそこ慣れてはきたし、きまま仙人の場合は動きの速い被写体はほとんど撮らないので、当分は今までどおりAvモードを中心に使うと思うが、Pモードももう少し使ってみようと思う。
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