のだめカンタービレ 最終楽章前編
やっぱり週末に「のだめカンタービレ 最終楽章前編」を見てきちゃいました。けっこう人も入っていたし、なかなか面白かったですよ。のだめについては、このブログにも何回かネタにさせてもらっているように、正月休みにアニメ版をTVでまとめて見てファンになり、先週始まったアニメ版フィナーレも楽しみにしています。が、実写版はフジのドラマも一度も見たことがなく、始めてみました。
正直アニメのイメージが強いのでどうかなぁと心配してましたが、実写版は実写版で本当に面白い! まず演奏がアニメ版に比べるとかなり充実しています。時間も長いし、音響もうちのTVのものとは比較にならない。きまま仙人のように普段”生”でクラシックを聞かない者にとっては、映画の演奏だけでも聞き応えがありました。また、アニメ版以上にコメディ色が強く、竹中のミルヒーなど顔作りやかつらだけでもふざけているので、全体にドタバタコメディ感が強いです。ミスキャストなんていうより、いい意味キャストがむちゃくちゃで、この俳優にこんなことさせるか?というような格好や演技が面白い。その中で千秋とマルレオケのコンマスとのやりとりなど、じわっとさせる場面もあります。画面に線や文字が漫画のようにやたらとでてくるのもいいですねぇ~ 上野樹里ののだめ役もいい味だしてます。
原作漫画を読んでいないし、今回の前編がどこからどこまでの話なのか知りませんでしたが、思っていたよりも物語の展開が少なかったのは、少々不満だったかも。また前編ではRSオーケストラの面々は付け足しのようなものだったのが、少々さびしかったかな。もうひとつ、きまま仙人はアニメ版をほとんど見ていたので、話の展開や登場人物が理解できましたが、もし原作も知らず、アニメ版もドラマ版も見ていない人が今回の映画を見たときに、面白さやストーリーは理解できたのだろうか? マングースは絶対知らないとわからないだろうなぁ。。。まぁ、そんな人は見ないのか。
生オーケストラでのちゃんとしたクラシックなんて、もう20年くらい前のサントリーホールから行っていないのでは? 久々に行ってみたくなりました。こういう漫画、アニメや辻井伸行さんの活躍などで、クラシックから遠かった人が興味を持つようになるのはいいことですね。
いずれにしても4月の後編が待ち遠しい。あと、原作も読まねば。。。
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コメント
わたしも見に行ってきました!
本当に面白かったです☆
投稿: alc | 2010年1月19日 (火) 16時53分